乾燥してきましたね

2012年10月23日

 友人から「米津さんほど自分のことを書かない人はいないよ」と言われてしまいました。
 
 フェイスブックやブログの話です。
 
 確かにその通りです・・・・・・みなさまは楽しい話で盛り上がっていますね。
 
 わたしは本の感想を書くのに精一杯で、自分のことを書く余裕がないのです。

 ただ、今月は課題が山のようにあって、本も十分に読めていません。

 今日は朝8時半から夜2時まで活動する予定(飲み会ではないですよ)ですし、明日は4時半には起きます。

 いまや私の読書ブログも風前の灯です。


 季節の変わり目のいま、健康面で気にしているのは、乾燥です。
 
 この時期、上田市は急激に寒くなっていきますし、かなりの乾燥状態になります。

 私が風邪を引くとしたらたいてい11月ころ、乾燥でのどを痛めてしまうからです。

 風邪を予防するには、常にマスクをし続けたらいいと考えています。のどを守ることができるからです。

 鼻うがいの器具もあるので、できる限り活用したいと思います。

 ありがたいことに例年は大きな風邪をひくことはありませんが、今年は風邪をひかないで過ごしたいです。

 みなさまもどうぞご自愛くださいませ。

  


 
  

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社会の奴雁たれ

2012年08月26日

 昨日は母校の長野県地区の同窓会が松本市で開催されました。

 来賓としてお越しくださった清家篤塾長が御講演をされ、その中で福澤諭吉先生の言葉として「学者は社会の奴雁たれ」という言葉をご紹介くださいました。

 奴雁とは「どがん」と読み、休んだり餌をついばんだりしている雁の群れの中で、首を持ち上げて人や獣の接近を見張っている雁のことをいうのだそうです。雁奴(がんど)とも言うそうです。いずれにしても辞書には出ておらずあまり使われていない言葉です。

 しばらく忘れられていた言葉だそうですが、日銀の前川元総裁がなにかの機会に取り上げられ、また知られるようになったのだそうです。
 
 「いったい何をやっているのだろう?」と周りから思われても、将来のために真理を追究していく、それが学者の役割であり、慶応義塾の役割の一つである、というわけです。

 組織において、全員が足元ばかりをみつめて、今日明日の成果ばかりを求めていたら、方向感覚がおかしくなってしまいます。

 首を持ち上げて周りの様子に気を配り、向かうべき方向を指し示す人、奴雁の役割をする人が必要なのだと思います。 

  

  

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ハイビスカス記念日

2012年08月08日

 今朝咲いたうちのハイビスカスです。



 やもめ暮らしなのであまり世話ができていなくて、水やりしかしていないのですが、たまに咲いてくれます。

 よくて一年に二度くらい、咲かない年もあるくらいです。

 ブログを調べたら、前回咲いたのは2011年8月8日でした。なんと、ちょうど一年前です。

 参考ブログ:『[新訂]経営の行動指針』を読んで
 http://highlyeffective.naganoblog.jp/e799266.html

 ハイビスカスが咲いてくれるから8月8日はハイビスカス記念日・・・・・・

 本人(本花)もわかっているんですかね?

 今日の夕方から出張なので、帰って来た時には落ちてしまっているかもしれません。力尽きると花弁を閉じてボトリと落ちているのですよ。はかないですね。

 では。みなさまもよい夏を~

  


 参考ブログ:「経世家とは」
 http://highlyeffective.naganoblog.jp/e768212.html
  

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大学生のしりとり

2012年06月16日

 東京からの帰りの新幹線で、大学生らしきグループと隣り合わせになってしまいました。
 男性三人、女性三人のグループは、三列席をくるりと向い合せに回すと、ビールを片手に大騒ぎをはじめました。

 アメリカに留学しているのでしょうか、あるいはアメリカ育ちなのでしょうか、顔つきは日本人ですが発音がいいというレベルを超えた大変流暢な英語を話し、日本語の発音も正しくて、英語と日本語をチャンポンにした会話でした。

 そのうち、その中の誰かがしりとりをやろうと言いだしました。いまどきの大学生がしりとり?と思いました。日本語のしりとりですから、彼らのベースは日本なのでしょう。

 私は本を読んでいたのですが、大声なのでどうしても耳に入ってしまいます。

 「じゃ、フルーツと野菜だけね。おれからいくよ・・・チェリー」

 「チェリー、ちぇりい、い、ね?いちご」
 (私:チェリーってリーでつなぐのじゃないの?)

 「ゴレープフルーツ」
 (私:グレープフルーツのことか?こういう発音なのか?)

 「つくし」
 (私:つくしって、確かに食べられるけど・・・よく知ってるなあ。)

 「しらたき」
 (私:しらたき?一応、野菜の加工品か?)
 
 「き・・・・・・菊、菊も食べられるのあるよね?」
 (私:あるけど、フルーツと野菜に入る?)

 ここまできてようやく「しらたき」に却下の声が。

 「じゃあ、しいたけ」

 「け・・・・・・ケンタッキー、違う、ケチャップ」



 これ全て実話なんですよ(^^)携帯にメモしていましたから。

 しりとりって、こんなにめちゃめちゃでしたっけ?

  

  

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高田の林泉寺にて

2012年04月16日

 

 昨日はお客様と上越市高田に研修旅行に行ってまいりました。

 写真は春日山林泉寺です。

 林泉寺は明応六年(1497年)越後国守護代長尾家の菩提所として創建されました。

 創建者長尾能景の孫上杉謙信公は、この寺で六世天室光育大和尚から学問を学び、さらに七世益翁宗謙大和尚から禅の教えを学び、悟りを開いたのだそうです。

 上杉謙信公のお墓参りもしました。

 この雪深い国で活躍した上杉謙信公のことを想像しましたら、今にでもよみがえってくるような気がしました。
  

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カフェでのお化粧

2012年03月30日

 先日、お取引先さまとカフェで打ち合わせをしていたときのことです。

 すぐ隣に座っていた一人の若い女性がお化粧を始めました。

 ああ、またこれか・・・・・・

 二年前にもほとんど同じことを経験していました。

 参考ブログ:「カフェでのお化粧直し」
 http://highlyeffective.naganoblog.jp/e268392.html

 最近は人前でお化粧直しをする若い女性が多いので、だんだん慣れてしまいました。

 ただ、今回の場合は化粧を直すのではなくて、ゼロからのスタートです。

 30分以上はかかったでしょう、その女性は私の1メートル横の対面に座っていたので、つるりとした顔がだんだんと立体的になっていく過程すべてを見ることができました。

 不思議に思ったのは、衆人環視の中、壁を向いてお化粧をすることもできたのに、壁を背にして、周りの人に見えるようにしてお化粧をするというそのメンタリティです。

 鏡を上げたり、下げたり、近づけてみたり、ときにはガッシャーンと大きな音を立てて足元に落としてみたり、それはそれは大変な騒ぎでした。

 彼氏の前では「いやー見ないで!」というのではないでしょうか。

 公共という観念が欠如している・・・・・・知らない人にはどう思われてもよい・・・・・・周りにいるのは猿か犬程度にしか見ていないのではないか、と思いました。

 トイレのことを化粧室というくらいですから、本来化粧は隠れて行うものだと思いますし、化粧をする過程で色のついた粉が飛ぶこともあります。

 電車の中で携帯電話で話さない、大騒ぎしない、裸で歩かないなど、他人が気にしてしまうことを避ける、というマナーとおおよそ同じことだと思います。

 公共という考えをもたないとしたら、お化粧くらいはかわいいものだとしても、その他の行動についてが心配になります。
  
  

  
タグ :お化粧公共

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変な人?

2012年03月28日

 昨夜10時ころ、帰宅の道すがらのことです。星がきれいな夜でした。

 私の家は袋小路の奥から3番目にあり、周りの家にもそんなに若い人はいないので、月明かりだけでは真っ暗になってしまうのです。

 小路に曲がる手前で紫色のダウンジャケットを着た30歳くらいの男性とすれ違いました。

 見たこともない人ですが、なぜか私の方をじっと見るのです。

 私が家の前まで来て振り返ってもまだそこを動かず、20メートルくらい先からこちらの様子をうかがっています。

 私は鍵を探すふりをしてしばし待っていましたが、相手も動きません。

 不審者か?

 私は玄関の鍵を開けて入口中を明るくすると、すぐに表に出て、その男性の様子を見に行きました。

 まだその場所にいました。

 私は腕っ節は強い方だと思っているので、恐れもせずに聞いてみました。

 「なにしているの?」

 すると、のんびりした口調で言うのです。

 「いやー、変な人だなあーと思って。」

 「変な人って・・・・・・あそこは私の自宅だよ。」

 「そうですか、すみません。」

 そういうと町の方へ消えていきました。

 彼は何だったのでしょうか?

 とても失礼な人でしたが、顔もばれていますし、不審者ではなさそうでした。

 私のことを不審人物と思いこんで、悪いことをしたら通報しようと監視していた善良な人だ、と思うことにしました。

 黒革のハンチング帽に黒いコートの大男、暗闇の中で確かに私は「変な人」だったのかも知れません・・・・・・

  


 
  

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役不足

2012年03月25日

 ある会でのご挨拶です。

 「本来であれば、弊社の○○がご挨拶を申し上げるところですが、どうしても外すことのできない急用が入りましたために、役不足ではございますが代わりまして私がご挨拶をさせていただきます。・・・・・・」

 役不足?

 日本語がどうもしっくりこない感じがしましたので、早速調べてみました。

 広辞苑によれば、役不足とは「①俳優などが、自分に割り当てられた役に対して不満を抱くこと」「②その人の力量に比べて、役目が軽すぎること」という意味だそうです。
 つまり、能力のある人につまらない仕事をさせているということです。

 そうだとしたらご紹介した挨拶はまったく逆の意味になってしまいます。

 「私には軽すぎる役目ですが仕方ないのでご挨拶させて頂きます」ということになるのです。

 もしも自分には荷が重いという謙虚な意味を表わすのであれば「役者不足」「力不足」「大役」などの言葉を使ったほうがよいそうです。

 「役不足」は誤用だったのか?

 それとも本当に役不足だと思っていたのか?

 ・・・・・・定かではありません。

  
  

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クラウドでライフログを!

2012年03月02日

 最近では日記や家計の記録などを手書きのノートではなく、EVERNOTEなどのクラウドのアプリケーションに記録している人が増えているようです。

 かくいう私も、昨年後半から日記的なものはノートではなく、EVERNOTEに記録するようになりました。

 EVERNOTEに記録するようになると、日記と呼ぶのはなんとなく合わなくて、ライフログと呼んだほうが似合うのですから不思議なものです。

 会議中に感じたこともiPhoneを使ってその場で記録していきたいのですが、会議中にiPhoneを操作していると、周りのみなさまから遊んでいるのではないか?と思われてしまうのでとてもやりずらいです。

 もしも私が会議中にiPhoneを操作していても、遊びのメールを打っているのではなくて、会議の感想や気付きを記録をしているだけですから、勘違いしないでください。

 セミナーや講演会などで書くことが多いときや図や表を書きたいときなど、iphoneでは間に合わないときにはどうしても手書きにするしかありません。

 手書きで書いたノートを写真で撮って保存する方法もあります。

 キングジムから出ているSHOTNOTEというノートを使うと、手書きのノートをiPhineで写真を撮ることによって、ゆがみなどを補正してきれいにデータとして保存することができます。日時やページナンバーなどはOCRで読みとってくれます。

 クラウド上に記録しておいて便利なことは、どのパソコンやスマホからでもいつでも見ることができますし、日時やタグで即座に検索ができることです。記録、撮影した場所を自動的に保存してくれる方法もあります。
 
 手書きの記録は探し出すのが大変なので、見つからなければ記録した意味がなくなってしまいます。

 EVERNOTEはもう少し使いこなせるようになりたいと思います。

 クラウドを実生活で活かしていくことにご興味のある方は北真也さんの『[新時代のワークスタイル]クラウド「超」活用術』をご参考になさってください。
 
 
 
 参考:『[新時代のワークスタイル]クラウド「超」活用術』 北真也 (C&R研究所)
 

 キングジム 「SHOT NOTE」
 
  

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季節のご挨拶

2012年01月11日

 寒風の吹きすさぶ今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

 日ごろは大変お世話になっております。誠にありがとうございます。

 当ブログはしばらくの間お休みさせて頂きます。

 何卒よろしくお願い申し上げます。

 みなさまのご多幸を心よりお祈りいたしております。どうぞお身体に気をつけてお過ごしくださいませ。
  

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簡単なことを難しく

2011年12月18日

 先日あるパーティーで、久しぶりにお会いした知人に
 
 「ときどきブログ読んでいますよ」

 と言って頂けました。ありがたいことだと思っていたら、続いて、

 「簡単なことをよくもあんなに難しく書けるねぇ」

 とのコメントをいただきました。

 言い得て妙な表現に「そういうことだったのか!」と感心してしまいました。

 よく友人からも「米津君のブログはかたすぎるよ。もっと楽しみやユーモアをとり入れればいいのに」と言われます。

 私のように経歴も写真も公開してビジネスの立場で書いているブログでは、匿名ブログとは違って、ある程度の節度も必要と思っています。

 私の器量では、このブログの程度がせいぜいの限界ということです。

 今日は本社の忘年会です。この辺りで失礼いたします。よい一日をお過ごしください。

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電車の中で

2011年10月14日

 私は普段は普通車に乗車しますが、先日、お客さまとご一緒させて頂く機会があり、お客さまのお席に合わせなくてはいけなくて、ある鉄道の特別車両(グリーン車とか、スーパーシートとか呼ばれている席です)に乗ることになりました。

 電車が出発し、車掌さんが検札を始めたときです。

 和服姿の年配の上品そうな女性が、息を切らしながら車両に入って来られて、車掌さんに

 「いま自由席にいるのですが、こちらの席、7人分空いていますか?」

 と聞きました。

 もしも私がこの電車の車掌だったなら、こんなにありがたい話はありません。高い席を空で走らせるより、席を埋めて頂いた方が商売になるのですから、

 「7人ものお客さまが乗ってくださるのですか!?ありがとうございます。ぜひぜひお願いいたします。」

 と言うだろうなあ・・・・・・とその様子を眺めていたのですが、その車掌さんはにこりともせず、ありがとうでもなく、面倒くさそうな顔をしているのです。

 「追加で△千円かかりますよ。切符を見せてください。」

 と木で鼻をくくったような態度です。

 どうやら特別な割引の切符の場合には、車内での席変更の処理が難しいらしいのです。
 
 まあそれでも7人分の席が空いていますし、その切符でも大丈夫ということになったようで、女性がぞろぞろと車両に入って来られました。

 席に着くと、一人ずつ検札と特別席の券の発行が始まりましたが、それぞれが違う切符をおもちだったようです。
 追加する金額が違ったり、払い戻しの方法が違ったりとかなり複雑そうです。

 切符の規則は難しいのに、車掌さんは無愛想に説明するので、女性たちと話がかみ合いません。

 車掌さんは、
 
 「私が一つ疑問に感じているのは・・・・・・」

 などといって、あくまでも規則の話ばかりをしています。

 ご高齢の女性に難しい切符の規則の話をしてもなかなか理解してもらえないでしょう。理解されないからこそ、相手の立場になってやさしく話さなくてはなりません。

 これはトラブルになる局面だなあ・・・・・・とハラハラしていましたら、案の定、女性の一人が声を荒げてしまいました。

 鉄道には厳格な規則があり、車掌さんの勝手な判断だけで割引も変更も出来ないでしょう。

 団体のお客さまが急に席を変更したので、車掌さんとしては余計な仕事が増えてしまったという感じがあったのかもしれません。

 それにしても、車掌さんがもう少し違う対応の仕方をしていたらトラブルにはならなかったのになあ、「ありがとうございます」の一言があればなあ・・・・・・

 分かりやすいドラマのように展開していくこのトラブルをただ眺めているばかりでした。
  

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機内に落ちていたねじ

2011年09月20日

 先日、出張のためにA社の国際線(エアバスA320)に搭乗したときのことです。

 ほぼ全ての乗客が搭乗し、後から入ってきた乗客が、オーバーヘッドビンに荷物をつめていました。私はシートベルトを締めたところでした。

 通路をはさんだ隣りに座っていた中年の女性が、

 「ねじが落ちてる!」
 
 と通路を指さすのです。

 通路を見ると、ワッシャーの付いた小さなシルバーのねじが一つ転がっていました。

 私に促しているようなので、それでは、と思い、拾ってあげました。

 ちょうどそこへCA(キャビンアテンダント)が通りがかり、この一部始終を見られてしまいました。

 私はそのねじを落し物として、CAに渡しました。

 そのCAは、私やその女性やその周りの乗客に、ねじに心当たりはないかと聞くと、そのねじをギャレーへもっていってしまいました。

 これで一件落着かと思っていたら、先ほどの女性が

 「あのねじは主人のトロリーバッグのものらしいから返してほしい」

 というのです。

 私はCAを呼び、先ほどのねじを持ってきてくれるように頼みました。

 CAはご主人のバッグをわざわざオーバーヘッドビンからおろして、バッグのどの部分のねじなのか、バッグをひっくり返し一箇所一箇所確かめていました。

 ところが、そのねじが該当するようなねじ穴はないのです。

 女性は間違いにしぶしぶ納得したようで、CAもねじをもって再びギャレーへ消えていきました。

 これでこの話は終わりだろうと思いました。

 その後すぐのことです。

 ドアクローズ直前の機内に、水色のつなぎを着た整備の男性が乗り込んできたのです。

 彼は通路に跪くと、眼鏡をはずし、マグライトの光をねじに当ててその形状などを確かめると、客席の後ろやら、裏やらを詳細に調べていました。

 「これは航空機のものではないです。」

 そう言うと、彼はねじをCAに渡し、飛行機から降りて行きました。

 CAは周りの乗客に

 「お客さま、このねじは航空機のものではなく、運航の安全に支障がないことを確認いたしました。どうぞご安心なさってください」

 と説明してまわったのです。

 素人目に見てもそのねじは航空機のものとは思えませんでしたが、CAはねじが落ちていたことを見てしまったために、手順に従って、この問題を解決したのだと思います。 
 
 この事件の詳細については、のちほどデータとなって上司または会社の専門部署に報告されることでしょう。

 隠してしまってもいいようなことを絶対に隠さないこと、そして、その際には離陸が遅れたとしても安全が最優先に判断されること。

 この企業のマネジメント体制の徹底ぶりを感じた出来事でした。
 
  

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駅前演説はNODA

2011年09月05日

 「ああ、あの方が総理大臣になったのか・・・」

 と、20年前を思い出しました。

 第95代内閣総理大臣に就任された野田佳彦さんです。

 会社員として千葉に勤めていた平成2年から4年頃、私は千葉駅前で朝立ち演説をする野田さんを、毎朝、見ていました。

 たった一人、のぼりが一つ。

 千葉駅に向かう人の波に向かって、拡声器で通勤者に自分の名前を訴えていました。その頃は国会選挙に出馬する前で、千葉県県会議員だったはずです。

 そのとき、私は大学を卒業したばかりで、何も知らない、何もできない会社員でした。

 名前と政党名の連呼をされているだけで、演説をお聞きした記憶はないのですが、

 「毎日毎日よくやるなあ、自分には出来ないことだなあ、ここまでやらなくちゃいけないのかな」

 と不思議に思ったことだけは覚えています。

 だから、野田さんのことを忘れなかったのです。

 野田さんは世襲議員ではなく、ご尊父は自衛隊員だったそうです。

 有力な後援会組織も知名度もない野田さんは、この朝立ち演説を昭和61年から平成22年の財務大臣に就任する前日まで、24年間続けたのだそうです。
 「駅前留学はNOVA、駅前演説はNODA」とのユーモアたっぷりの発言もあったそうですが、本当にその通りなのです。

 私はどの政党も支持するものではありません。野田さんの政治についてもまだよく調べておりません。

 しかし、あの朝立ち演説が総理大臣への道だったんだ、と思うと、野田さんのここまでの道のりに尊敬の念を抱くばかりです。

 内閣総理大臣のご就任を祝福したいと思います。
 
 参考:Wikipedia
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8E%E7%94%B0%E4%BD%B3%E5%BD%A6

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 ビジネス読書会のご案内です。
 毎月一回、課題書籍を読了したうえで、それぞれの感想や意見を交わし合う会です。
 この会の目的は、人生を豊かにする読書、読書を通じたビジネスの成功、人格の向上、前向きで勉強好きな仲間の輪の創造です。
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 第9回目は9月21日水曜日午前6時30分から8時までです。
 課題図書は、楽天の会長兼社長である三木谷浩史さんの『成功の法則 92ヶ条』(幻冬舎)です。
 
 詳細はこのブログの右の欄をご覧ください。現在男女あわせて7名の方が参加されています。お待ちしております。
  

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天然きのこそば

2011年09月04日

 この度の大型台風12号で被災されましたみなさま、およびご関係のみなさまにお見舞いを申し上げます。

 上田市は昨日から突風が吹き続いているものの、おかげさまで、いまのところ大雨にはなっておりません。

 今年の秋もきのこが相当とれるだろうという話を聞きました。

 この雨で山のきのこは出てきたかな、と考えておりました。


 茸の季のとどめの雨の夜明けまで   飯田龍太 (『遅速』 一九九一)



 松本へ行く途上の山の中にそばやさんがあるのですが、そこではもう七月頃から「天然きのこそば」というメニューを出しています。
 
 そばには、ご主人が朝とってきた雑きのこがたっぷりのっています。レジ横のかごはいつも雑きのこでいっぱいです。

 私はいつも温かい天然きのこそばを頼みます。きのこの風味はそばにあいますね。きのこが食べられる日本は幸せです。

 りこぼう、あみたけ、むらさきしめじ、こんなの食べられるの?と思える不思議なきのこ、ご主人に名前を教えてもらうのですが、どうも覚えられません。

 最初にこのきのこを食べた人は偉いなあ、と思います。

 台風がまだ活発な勢力を保っているようです。どうぞお気をつけてお過ごしくださいませ。

 今年もまた豊饒な秋であることを祈っております。

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 参考文献:
 『季語集』 坪内稔典 (岩波新書)
 

 『角川俳句大歳時記 秋』 角川書店
 
  

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今年も元気だ!カエルくん

2011年07月10日

 

 カエルがお嫌いな方には、誠に申し訳ございません。

 街の中にあって、池も水路もない私の家の周りに棲みついて、もう10年くらい?になるカエルくんです。

 昨年もこのブログでご紹介しました。
 
 参考ブログ:「カエルくんと」
 http://highlyeffective.naganoblog.jp/e563210.html

 毎年梅雨が明ける頃になると、まだ元気に生きているかな・・・と心配しているのですが、今年もまた元気な姿を見せてくれました!

 なんだか少し小さくなったような気もします。やせてしまったのですかね・・・

 どうやって生きているのか?本当に不思議です。

 カエルは、もとに戻る、復活するという意味で大変縁起のよい生き物とされています。

 ヒキガエルの寿命は10年くらいと聞きます。

 道の真ん中など危ないところにいた場合は、葉っぱの下の安全な場所に移動させますので、天寿を全うするまで、ここで元気に生きてほしいと思っています。

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タグ :カエル梅雨

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さんきゅう

2011年06月29日

 「社長!なんかごちそうしてくださいね!わたし、"さんきゅう"だから!」

 帰社しましたら、うちの従業員の女性がにこにこしながら、私に声をかけてくるのです。

 (さんきゅう??? 産休!!! そうか!彼女は二人目のお子さんを生むのか・・・)

 と思いました。

 「おめでとう。いつ生まれるの?」

 と聞いたら、

 「違いますよ~もーっ!簿記の三級に合格したんですよ!」

 と言います。

 (あっ、そういえば、彼女は、ずっと簿記の勉強をしていたんだよな・・・受かったんだ!)

 と気がつきました。

 声に出して頂ければ分かりますが、「産休」と「三級」はアクセントと発音がまったく同じなんです。
 
 彼女はよく私に叱られているので、今回ばかりは私を少々からかってやろうと思ったのでしょう。私もすっかり勘違いしてしまいました。

 10年前でしたら、私は抜かりなく、こういう勘違いもしなかったでしょう。

 最近では少々とぼけることもあり、その方が楽しいかな、と思うようになりました。

 何をおごってもらおうか、とうれしそうな顔をしているその女性を横目に、私は、

 「面白い話題を提供してくれて、サンキュウ!!!ブログに書くよ・・・」

 と心の中でつぶやいておりました。

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「週刊上田」の「私話私絵」

2011年06月18日

 信濃毎日新聞系の週刊ローカル紙「週刊上田」・・・・・・父が「私話私絵」というタイトルで、創刊以来20年以上にわたり、二週間毎に表紙の絵と文章を担当してきました。

 今日発行されたものが父の「私話私絵」の最終回です。

 今朝、同級生のK君が、

 「今日でお父さんの連載終わるそうですね・・・お疲れさまでした・・・」

 とご丁寧なメールをくださいました。

 K君も毎回、楽しみに読んでいてくれたのだそうです。

 私が大学生だった頃からですから、その時代の変遷を考えたら、その間いろいろなことが詰まっているなあ、と走馬灯・・・ではなくて、ハードディスクがぐるぐると回っているような気になりました。

 父の「私話私絵」を好きな方は多くいらっしゃって、たくさんのお客さまから、「毎回読んでいるよ」との温かいお声を頂いておりました。

 連載は終わりますが、創作や芸術に終わりはありません。

 アイデアや技術力では若い人が勝るとしても、年長の人には積み重ねてきた歴史、経験がありますから、それが言葉や論理では表現できない芸術性を生み出すことでしょう。

 これからはますます好きなことに集中して、芸術性を高めていったらよいだろう、と思います。

 週刊上田 ホームページ
 http://www.weekly-ueda.co.jp/

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お寺で遊ぶ子供と

2011年06月07日

 日曜日の夕刻、菩提寺でお参りをしていたときのことです。

 後ろの方からパタパタと足音がして、誰かが近づいてきました。
 
 顔を上げてみると、本堂のガラス戸に、白い半袖シャツと青い半ズボンの小学生らしき男の子が山門の方から走ってくるのが映っていました。

 2年生くらいでしょうか、その子は私がお参りをしている間、「招福の鐘」を撞いてみたり、観音さまの横に掲げてある絵馬を見たり、一人、所在なさげに遊んでいました。

 私を見て何か喋りたそうでしたので、

 「こんにちは~一人で遊びに来たの?」

 と声をかけてみました。

 すると、

 「はい、えーと、前に社会科見学でこのお寺に来たことがあったので、また一人で来てみました。」 

 と随分丁寧な言葉で話すのです。

 「そうか・・・えらいなあ。絵馬も書いたの?」

 と聞きますと、うれしそうに自分の書いた絵馬のほうを見ています。

 私はスーツを着ていましたけれども、頭が少々お坊様に似ておりますし、普通のお寺で数珠をしてお線香を焚いてお参りをしている人はあまりいませんので、その子は私をお坊様だと思ったことでしょう。

 私は「一緒にナンマイダーしてみる?」と言ってみたいのをこらえました。

 その子はひとしきり境内を走り回っていたかと思うと、さっとどこかへ消えていきました。

 一人でお寺に遊びにきてみたのに、お坊様みたいな人がいたから、いずらくなったのかもしれないな・・・と思いました。

 私がお線香やらお花の包み紙やらを片づけて、寺の山門を出ようとしたときには、辺りは少し暗くなりかけていました。

 お寺のある高台から見下ろすと、家々の窓にオレンジ色の灯りがともされ始めていました。そろそろ夕御飯の時間なのでしょう。

 あの子は、どの家の子供なのかな・・・

 私は、温かそうな灯りを見つめておりました。

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柳井正の希望を持とう

2011年03月27日

 地震で被災された皆さま、およびご関係の皆さまに心よりお見舞いを申し上げます。

 父が、3月26日の朝日新聞から「柳井正の希望を持とう」というコラムの切り抜きをもってきてくれました。
 よいことが書いてあるから読んでみなさいというのです。父はビジネス系の話はあまり好きではないと思いますので、こういう切り抜きをもってきてくれるのは珍しいことです。
 
 その切り抜きから引用します。

 自分の心の内側ばかりを見つめるのはやめた方がいい。私も大学時代は、本当の自分とは何かなどと日々悩んでいた。だが、社会に出ると、毎日「会社がつぶれる」「家族や社員が路頭に迷う」といった不安にさらされ続けた。そこで、気づいた。自分の内側を見つめていても、結局、何も生まれないし、解決もできない。


 最近は「頑張らない生き方」をすすめる本が巷にあふれている。でも、頑張らない人生に価値がない、と私は思う。「生きる」ことは、すなわち「頑張る」ということだと信じるからだ。


 他人は誰もあなたに期待していないかもしれない。だからこそ、最後の自分の味方は自分でなければならない。


 柳井正さんはユニクロを経営するファーストリテイリングの会長兼社長です。柳井正さんには、いつもながら言葉に力強さを感じます。

 父は、私がまだ甘い、と感じたのでしょうかね・・・

 自分を信じて実行あるのみ、やるしかないということなんだなあ・・・と思いました。


 災害地の皆さまの傷が一刻も早く癒され、平和な社会が戻りますことを心よりお祈りいたしております。

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アジアのワインを飲む

2011年02月18日

 

 昨夜は恒例のワイン会が開催されました。アジアのワイン特集です。
 アジアのワインというと、みなさま驚かれると思いますが、結構いいワインもあるのですよ。中国はワインの生産量ではいまや世界第六位です。
 
 ワインリスト

 ①モンスーン・バレー ホワイト 2008 タイ 
 ②ダラットワイン レッド ベトナム
 ③スラ・ヴィンヤーズ レッド・ジンファンデル 2008 インド
 ④シャトー・チャンユー・カステル 珍蔵級 2002 中国
 ⑤モンスーン・バレー シラーズ・スペシャルリゼルブ タイ

 ②は桑の実が混ぜられているワインですので、普通のワインとは少し違った感じでした。④は張裕ワインという中国では有名な酒造会社が作っているワインです。①③⑤はタイ、インドのワインですが、安定感がありました。

 ささやのお料理メニューです。

 前菜の盛り合わせ
  フォアグラのテリーヌ
  ムール貝のバジルマリネ
  カプレーゼ
  プロシュートのルッコラ巻き 
  鯛のカルパッチョいちごのドレッシング

 揚げ物
  野菜のフリット

 魚料理
  帆立と芝海老ムース ほうれん草のピューレ添え

 肉料理
  信州産ハーブ鶏のポトフ仕立て

 パン バター

 変わったワインを飲めました。楽しいワイン会でした。

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 Hitoshi Yonezu at 10:00  | 日常生活

地中海食

2011年02月11日

 昨日は中小企業団体中央会上小支部の新春講演会がささやにて開催され、諏訪東京理科大学教授の篠原菊紀先生の「やる気を生み出す脳の作り方」というご講演を拝聴いたしました。

 篠原先生は脳神経科学がご専門で、テレビ番組などにもよくご出演されているそうです。
 聴衆を巻き込んでお話されるのが大変お上手です。その場でのワークを取り入れたお話は大変面白く、みんなで大笑いしながら、あっという間に時間が経ってしまいました。

 お話の中で、認知症予防になる食べ物として紹介されていたのが、地中海食です。

 地中海食とは、地中海沿岸国であるスペイン、イタリア、ポルトガル、ギリシャなどの食事のことです。財政問題でも話題になったPIGSの国々ですね・・・

 オリーブオイル、パスタ、ナッツ、トマトをはじめとする緑黄色野菜、魚などがふんだんに使われています。色とりどりの食事というイメージがあります。

 オリーブオイルは使いませんが、野菜や魚が中心の和食も、地中海の食事に近いですよね。

 脳をいつまでも元気に働かせるために、食事には気をつけていきたいと思います。

 ご参加の皆様、誠にありがとうございました。

 
 ビジネス読書会、開催しますface02
 第二回上田ビジネス読書会は、平成23年2月16日水曜日 午前6時半より、上田市のささやにて開催します。課題図書は酒井穣著『新しい戦略の教科書』です。詳しくは右のお知らせ欄をご覧ください。年齢男女問いません。ご参加お待ちしております。

 参考ブログ:
 『ビジネス読書会、開催しました!』
 http://highlyeffective.naganoblog.jp/e648104.html
 「『あたらしい戦略の教科書』を読んで」
 http://highlyeffective.naganoblog.jp/e614050.html


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 Hitoshi Yonezu at 10:02  | 日常生活

行列の先には

2010年12月16日

 私は行列に並ぶのは大嫌いで、並ばなくてはいけないくらいなら、その目的をあっさりとあきらめるような性格です。(ラーメン二郎に並んだのは時間に余裕があった大学生のころだけです。)

 参考ブログ:『ラーメン二郎にまなぶ経営学』を読んで
 http://highlyeffective.naganoblog.jp/e623802.html

 でも行列を見ると、興味津々で、その先には何があるのか、どうしても見てみたくなります。

 昨日は仕事で東京におりましたが、短い時間の移動中に、あちらこちらで行列をみました。

 お昼ころにある街を歩いておりましたら、開店前だというのに店前にもう数人が並んでいるラーメン屋さんが目に入りました。

 私も飲食にかかわる仕事をしておりますので、食べる物のことは目ざとく、できる限りたくさんのお店に入って、新しい体験をし、社員に伝えたり、仕事に活かそうと常に眼を光らせております。

 聞いたことのないラーメン屋さんでしたが、こんなに並んでいるのならかなりおいしいラーメンなんだろうと思い、また、開店直前にこの人数ならすぐに入れるだろうと判断して、列に加わりました。

 はたして、ほどなく席につくことができました。そのお店はどうやらつけ麺がお勧めらしいので、つけ麺を食べてみました。

 なるほど、最近の流行りであるダブルスープのつけ麺でしたが、こんなに並ぶほどなのか・・・と思いました。店を出るとまだ10人以上の方が並んでいました。

 その町から地下鉄に乗って、有楽町に出ると、閉店することが決まった百貨店では閉店セールのため入場制限をしており、その入場用の整理券をとるために、行列ができていました。

 また、その入口の前には、数店の有名なお菓子屋さんがワゴンを出して、特売をしており、こちらはそれを求める人の列ができていました。

 数寄屋橋方面に向かうと、西銀座チャンスセンターでは、年末ジャンボを買う人がものすごく長い列をなしていました。これはいつもの光景ですが、数百人から千人くらいは並んでいたでしょう。
 実は1番窓口だけが人気で、後の窓口は比較的早く買うことができるようです。

 東京駅地下街では、ラーメン激戦区の特定のお店に長い行列があり、駅のトイレに入るには、いつものことですが行列です。
 改札に入ると、12月に完成したばかりのグランスタダイニングに行列が・・・

 行列が行列を呼ぶのですかね・・・行列が師走らしい雰囲気を醸し出していました。
 
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 ビジネス読書会開きます!
 http://highlyeffective.naganoblog.jp/e623163.html
  

 Hitoshi Yonezu at 10:00  | 日常生活

12月のワイン会(南半球)

2010年12月09日

 

 あるグループで二か月毎に行っているワイン会が、昨日開催されました。

 今回は南半球のワインです。 I 社長の選んでくださったワインリストです。


 ①1+1 = 3(ウ・メス・ウ・ファン・トレス)このワインだけ北半球、スペインのカヴァです。

 ②ヴェラモンテ・リゼルヴァ・ピノ・ノワール 2007 チリ カサブランカバレー
 
 ③デヴォール・ピノタージュ 2006 南アフリカ ステレンボッシュ

 ④ブラハム・シラーズ 2005 南アフリカ パール地区

 ⑤カラスコ ロブレ・タナ 2004 ウルグアイ カネーロネス

 ⑥アルマドール・カベルネ・ソーヴィニオン 2007 チリ メンドーサ地区 マイポ・バレー

 ⑦コンチャ・イ・トロ・ドン・メルチョー 2006 チリ セントラル・バレー



 ささやのコースメニューです。
 
 前菜盛り合わせ
 自家製フォアグラのテリーヌ
 野菜のトルティーヤ
 ワカサギのエスカベッシュ
 イカとオリーブのぺペロン風
 三種豆のサラダ

 鶏のささみとカマンベールチーズのフリット

 真鯛と帆立のミルフィーユ仕立て 車海老添え

 国産牛のシャリアピンステーキ

 クレームブリュレ フルーツ添え
 
 コーヒー

 パン


 南半球には、手頃でおいしいワインがたくさんありますね。フランスに比べたら、誰にでもわかりやすく、楽しめるワインです。一口飲んだだけで、おいしい!と思えるものが結構あります。

 チリのワインはドイツ系の方が醸造しているケースも多いとのことで、堅実なつくりをされています。

 12月に入って忘年会が続いています。年末が近づいてきたなあと実感しています。

 いつもありがとうございます。

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 Hitoshi Yonezu at 10:27  | 日常生活

iPadとiPhoneと

2010年11月21日

 

 iPhoneを使い始めたとき、より人間生活に近い操作性だなあととても喜んでおりましたが、iPadはさらに便利です。

 基本的には、電話とカメラがついていない大きなiPhoneがiPadである、といってよいのですが、実際に使ってみると、大きいことでの使いやすさ、便利さを実感します。
 
 いま情報やスケジュールを管理するものとして、フランクリンプランナー(システム手帳)、iPhone、iPad、携帯電話、ノートパソコン、と五種類を使っておりますが、紙であるプランナー以外は内容を共有(同期)出来るようになりました。

 iPhoneやiPadでのメールチェックは、パソコンと違って全くストレスがないです。

 私はビジネスに使うだけですが、こういうものが進化していったら、やがてパソコンの形も大きく変わるのではないか・・・と思ってしまいます。

 私は十数年前に、アップルかマイクロソフトか、という大きな論争があったときに、マイクロソフトウィンドウズを選んで以来ずっとマイクロソフト派でしたが、iPhoneをきっかけとして初めてアップルの製品を使いました。

 アップルの製品は、人間に近くて、使いやすく、まだまだいろいろな可能性があるのではないか・・・と感じています。
 
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 Hitoshi Yonezu at 10:00  | 日常生活

きのこ汁

2010年11月03日

 先日、出張の帰り道、峠の道のお店をのぞくと、いろいろな雑きのこが並べられていました。
 
 毎日お買いものをされている女性の方は飽き飽きしているかもしれませんが、私はスーパーやデパートの食品売り場を見るのが好きで、国内でも海外でも食品のお店があると、どんなものを売っているのか、興味深くて仕方ありません。

 その店で、初めて見るようなたくさんの雑きのこを眺めながら、そういえば、今年はまだ雑きのこを食べていないなあ・・・と思いました。

 よし、家できのこ汁をつくろう!と意欲がわきました。
  
 りこぼうとくりたけを買いました。お店のおじさんに、りこぼうはゆでてから洗ったほうがよいと言われました。くりたけは先にゆでなくてもいいそうですが、山のものですから安全のためには少しゆでてもいいと思います。洗いすぎると、かさが粉々になってしまいます。

 自己流の男の料理です。

 昆布と煮干しでだしをとり、そこに、ゆでて洗ったりこぼう、くりたけを入れ、加熱していきます。スーパーで買ったなめこも入れました。そして、かたい野菜からゆでていきます。

 くし型切りのかぼちゃ、乱切りのなす、斜め切りの長ネギを順々に入れました。

 灰汁をよくとって、しょうゆ、みりん、日本酒、砂糖で調味します。

 りこぼうのぬめりで、少しぬるりとしたきのこ汁ができました。

 きのこと野菜の甘みが出て、うまい!身体にもよさそうだ!

 自画自賛の秋の風味でした。
 
 
晩節の碾割飯ときのこ汁     下平しづ子 (雨月)

 
 (碾割飯とは、米にひき割り麦を混ぜて炊いたご飯のことだそうです。ブログで自慢するなら、きのこ汁の写真をとればよかったな。)

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 参考文献:『角川俳句大歳時記 秋』 (角川書店)
 
  

 Hitoshi Yonezu at 10:00  | 日常生活

10月は金土日が五日ずつある

2010年10月31日

 この10月は金曜日も、土曜日も、日曜日も、それぞれ五日ずつあって、珍しい暦なんだよ・・・と、友人が教えてくれました。
 
 そう言われて、カレンダーを見れば確かにその通りです。行楽関係や、飲食関係のお仕事の方にとっては、週末が稼ぎ時ですから、このことは10月の売り上げが高くなる一つの要素だったわけです。

 この暦がどのくらい珍しいのだろうと、近年のカレンダーを調べてみると、平成21年5月、22年1月、10月、23年7月、24年なし、25年3月、26年8月・・・と、ときどき出てきているようでした。

 週末を楽しみにされている方が多いと思いますが、私の仕事は曜日が関係ありませんので、休日という意味では、曜日の並びはあまり気にしておりませんでした。
 
 今朝の信州上田はどんよりと曇っております。

 よい日曜日をお過ごしください。
  

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10月のワイン会

2010年10月29日

 仲間の会として二か月毎に開いている「ワインを楽しむ会」が、昨夜、ささやにて開催されました。
 
 

 いつも素晴らしいセレクションをしてくださる I 社長のワインリストです。今回はドイツのワインが中心になっています。

 白ワインから。
 ① リースリング・ヴァン・ダ・アルザス・レゼルブ 2008
 ② ドクター・ローゼン・ブルー・リースリング・ストレート 2009
 ③ ケッセラ―・”R” リースリング 2008

 赤ワインです。 
 ④ヴェルガーシュピタル・ドミナ 2008
 ⑤シャトー・トール・サン・ポネ 2008
 ⑥インゲル ハイマーパレス シュペートブルグンダー 2005

 おまけ
 ⑦シャトー・ル・トレフォン 1986 

 ささやの料理メニュー
 
 前菜の盛り合わせ 
 生ハムメロン
 ビアシンケン
 自家製きゅうりのピクルス
 チーズ
 海老のアボカドサラダ
 スモークサーモン
 ニンジンサラダ

 魚料理
 カーベル・ミット・ゼンフザーネ
 (真鱈のムニエル 辛子クリームソース)

 肉料理
 ベッコフ
 (アルザスの地方料理 牛肉と野菜の煮込み)
 
 パン

 ⑥のシュペートブルグンダーとは、ドイツのぶどう品種で、ピノノワールのことです。ピノノワールといえば、軽いワインを御想像されると思います。
 このワインは美しいルビー色であることに違いはありませんが、3種類目の赤ワインとしてカベルネソービニョンのあとに飲んでも十分においしく頂けるピノノワールでした。

 三種類の白ワインと、真鱈の魚料理がとてもよく合いました。ベッコフは、肉が柔らかく煮込まれていて、おいしかったです。

 今回は21名のご参加でした。ほとんどは御夫婦同伴のみなさまです。楽しい夜が更けていきました。

 みなさま、ありがとうございました。
  

 Hitoshi Yonezu at 10:00  | 日常生活

カエルくんと

2010年09月21日

 

 カエルがお嫌いな方には、大変申し訳ございません。

 今日ご紹介するこの写真のカエルは、池もなければ、水たまりもない市街地にある私の家のまわりにひとり(一匹)、もうかれこれ数年棲みついているヒキガエル?なのです。なぜここにいるのか、どうやって生まれたのか、見当がつきません。
 もしかしたら、昔、隣りの家に小さな池があったので、そこで生まれたのかもしれません。

 確かな年数は分かりませんが10年近く前からから見かけているような気がします。

 カエルくんと会えるのは、雨の降りそうな夏の夜です。

 無防備にも家の前の小道の真ん中にデンと腰を落ち着けています。車が通ったら大変なことになるので、私はいつも隅の方へよけてやります。

 気がつかなくて、踏みつけてしまいそうになったこともありました。今年は毎晩のように出てきていたので、夜、家に帰る時には、足元に用心しながら気をつけて歩きました。

 このところ涼しくなってきたら、姿を見かけません。

 昼間は雑草の陰に隠れ、じっとして獲物を狙っているようで、その姿を見たこともあります。土の色に似ているのですが、予想外なところにいるので、ぎょっとします。
 見つけたときには少し水をかけてあげます。カエルに水をかけていいのかどうかわかりませんが、両生類なんだから水をかけてもらった方が嬉しいのではないかな・・・と思っています。

 信州の冬はとても寒いですが、どこかにもぐって冬眠しているのでしょうね・・・

 カエルは、無事に帰るとか、病気から帰るとか、お金が返るとか、そういう語呂合わせから、もとに戻る、復活するという意味の縁起の良いものとされています。
 私も家族が病気になったときに、親子ガエルの置物を贈り物に頂いたことがあります。このカエルくんは、その置物にそっくりです。

 不毛な街の中でがんばって生き抜いているカエルくんをみると、家によいものがついているようで、ありがたく、いつまでも生きていてほしいと応援しています。


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タグ :カエル

 Hitoshi Yonezu at 10:00  | 日常生活

丸の内のOLの会話

2010年09月09日

 先日、東京の丸の内に出張した折、私は短いランチタイムの間に、あるレストランでひとり石窯煮込みハンバーグランチを食べておりました。

 丸の内のランチタイムのことです。どのレストランも界隈に勤めるビジネスマンやOLでぎっしりです。

 お店に入ってから、周りを見回して、しまったな・・・と思いました。そこは女性好みのスペイン風のお店で、お客のほとんどが女性だったのです。

 すぐ隣りの席には、大企業に勤めていると思しき20~30才代の4人組のOLが、楽しそうにおしゃべりをしています。
 かちっとした感じの服装ではなくて、それぞれが、涼しげな色とりどりの私服を着ていて、みんなおしゃれです。ファッションのことはよくわかりませんが、いま流行の服装とか髪型とか、センスのよさはわかります。

 丸の内ですからレストランの席の間隔が狭いのです。周りをはばからずに話している彼女たちの会話がいやでも耳に入ってきてしまいます。

  登場人物
  A子:一番年上の先輩、30歳代半ばで既婚らしい。
  B子:婚約している彼が大阪に転勤することになってしまった話題の中心人物、30歳くらい。
  C子、D子:20歳代半ばの後輩社員。
 

 A子「彼、大阪に転勤しちゃうんでしょ?」

 B子「そうなの。だからいま引っ越しの準備で忙しいみたい。」

 A子「大阪には行かないんだ?」

 B子「うん、私は大阪には行きたくなくて・・・」

 A子「大丈夫なの?一人で行かせて。」

 B子「婚約しているってことは、周りの人にまず先に必ず言ってね、って言ってある。」

 A子「えー、わかんないよー。言わないかもよー。」 C子もD子も激しく同意。

 B子「でも、私はあんまり締め付けるのよくないと思ってるから、好きなようにさせるの。」

 A子「私は絶対だめ。合コンもキャバクラもだめ。」
 
 C子「合コンなんて出たら、絶対危ないですよね!」 

 B子「だからぁ、合コンに出る時には、婚約しているって言ってもらうの・・・」

 A子、C子、D子 「えー、絶対、言わないよー」

 C子「私は合コンはいやだけど、キャバクラならいいって言ってる。」

 D子「えー、最近のキャバクラ嬢のメールって、恋人みたいですごいんですよ。絶対だめですよ。」

 B子「私たち婚約したってことは、結婚したのと同じことって言ってあるし・・・」

 ・・・ ・・・ ・・・

 こんなテレビドラマみたいな会話が延々と続いていました。 
 

 福澤諭吉先生の『学問のすすめ』の第八編には、『女大学』なる本が紹介されていて、亭主が酒を飲み、女遊びをして、妻を罵り、お金を使いまくっても、女性はこれに従い、亭主を天のように敬い尊んで、にこやかな表情で、気に障らない言葉でこれに意見せよ、もし逆に妻が浮気をしたら離婚の理由になる、というくだりが引用されています。

 福澤先生は、この考え方に立腹され、余りにも男性に都合がよいことであるとし、男女に差別がないことを説くとともに、男尊女卑の不合理をついています。明治七年に書かれたものです。


 平和な平和な丸の内のランチタイムの一コマでした・・・


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 参考文献:
 『学問のすすめ』 福澤諭吉 (岩波文庫) 
 

 『現代語訳 学問のすすめ』 福澤諭吉 斉藤孝訳 (ちくま新書)
 
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