そのための一番の方法は、よく噛んで食べることです。唾液には、活性酸素の害を抑え、消去する抗酸化作用のある酵素が含まれています。具体的には、カタラーゼ(CAT)やスーパーオキシターゼ(SOD)、ペルオキシターゼ(POD)などの酵素が、消化酵素とともに含まれていて、発ガン物質の毒出し作用があるものもあります。
これらの酵素は、唾液の中にたくさん含まれます。唾液は、噛めば噛むほど分泌量が増えるので、体の抗酸化力を高めるには、唾液をたくさん出しながら食べることが重要です。噛むことで活性酸素を消去するには約30秒かかりますから、1回1秒、ゆっくりと計30回噛むことが必要です。
『腸をダメにする習慣、鍛える習慣』 p39より引用
1つは、水道水をそのまま沸騰させた水を飲んではいけないことです。水道水には、塩素が含まれます。塩素が体内に入ってくると活性酸素が発生します。では、煮沸消毒すれば良い水になるかといえば、もっと悪い水になります。水道水を煮沸させれば塩素は飛びますし、殺菌効果もあります。しかし、トリハロメタンの量は多くなります。
(中略)
トリハロメタンの含有量が最も多くなるのは煮沸直後で、煮沸前の2~3倍にも増えることが分かっています。トリハロメタンを完全に取り除くには、15~30分は煮沸させ続ける必要があります。
『腸をダメにする習慣、鍛える習慣』 p121-122より引用
1.アルカリ性であること
2.原材料の欄に「鉱泉水」「鉱水」「温泉水」と書かれていること
3.「おいしい」と感じる水を飲むこと
『腸をダメにする習慣、鍛える習慣』 p124より引用
普段の手洗いに石鹸は必要ありません。外から帰ったあとでも、流水で10秒も洗えば、手についたウィルスは流せます。流水のみによる手洗いこそが、大事な皮膚常在菌を守りながら、手についた病原菌を洗い流す最良の水際作戦です。石鹸は、手に目に見える汚れがつき、その汚れを消したいときや、入浴時のみで十分です。
うがいも同じで、水で十分です。風邪をひく前から、殺菌作用のあるうがい薬でうがいをするのは逆効果です。
『腸をダメにする習慣、鍛える習慣』 p156より引用
とくに、男性は40歳を過ぎたら離婚してはいけません。寿命が10年縮まると思ってください。事実、40歳を過ぎて離婚した男性は、ガンになりやすいという統計があります。
『腸をダメにする習慣、鍛える習慣』 p162より引用
頻繁にトイレに行っていると、大腸での水分吸収がまだ不完全な、固形になり切っていない便まで無理やり出していることになるのです。これでは、自分のトイレ行動によって自ら下痢を作り出しているのと同じです。
あとしばらく放っておけば、水分が吸収されて硬い便ができ、それが肛門付近に留まって、水分を吸収し切れていない柔らかい便が出ないようにする「栓」の役目を果たしてくれる。それなのに、もったいないことをしていると思いませんか?おなかが弱い人に必要なのは、きちんととした硬い便ができるまで、トイレに行くのを待つことなのです。
『おなかの不安は解消できる』 p93より引用
胃と腸の両方が空っぽの時間を作って胃腸をしっかり休ませるには、何も食べない時間を8~12時間は確保することが必要だといわれています。(中略)胃腸の働きは自律神経がコントロールしているため、ストレスによって自律神経の働きが乱れているストレス性の下痢の人はとりわけ、胃腸をきちんと休ませてあげることが必要です。
『おなかの不安は解消できる』 p106より引用
「頭」による「眠れ!」という差し出がましいコントロールに対して、「身体」が意地でも「眠るまい」と反発するからです。
そうしますと、厳しく言えば「眠れない」ことを「苦にする」こと自体、「頭」が「身体」をコントロールできるはずだと思い上がっている状態にあることを示しているわけです。
『「普通がいい」という病』 p221より引用
ところで、この不眠が告げるメッセージとは何でしょうか。
これは、長い間私には謎でしたが、ふと「毎晩眠るということは、毎日死ぬことである」ということに思い至って、やっと解読の糸口がつかめてきたのです。そう考えてみると、「不眠とは死ぬに死ねない状態である」ということになる。「死ぬに死ねない」というのは、幕を下ろす気になれないということであり、「今日という一日を生きたという手応えがない」という未練があることを示しているのです。
『「普通がいい」という病』 p224より引用
食後に眠くならない食べ方のポイントは二つ。一つは「食前に300~500cc程度の水を飲む」こと。もう一つは「腹八分目の量を、できるだけゆっくり時間をかけてとる」ことです。
『なぜ、「これ」は健康にいいのか?』より引用
たとえば、朝一番にメールチェックをする人がいますが、実はこれはとてももったいないことなのです。なぜなら、朝は副交感神経優位から交感神経優位に切り替わる時間帯だからです。この時間帯は、交感神経が優位になるとはいえ、夜の余波で副交感神経も比較的高いレベルにあるので、脳がもっとも活性化する時間帯なのです。
こうした時間帯にもっとも適しているのは、物事を深く考えたり、発想力を必要とする仕事をすることです。この貴重な時間を、脳をほとんど使わないメールチェックに使ってしまうのは、あまりにももったいないことです。
『なぜ、「これ」は健康にいいのか?』より引用
自律神経は内臓や血管の機能をコントロールする神経で、交感神経が体を支配すると身体はアクティブな状態になり、副交感神経が支配すると体はリラックスした状態になります。私たち人間の体は、活動的な日中は交感神経が支配し、夜、リラックスするときには副交感神経が支配するというように、相反する働きを持った二つの自律神経が、交互に体を支配することで身体機能が保たれているのです。
『なぜ、「これ」は健康にいいのか?』より引用
自律神経をコントロールするポイントは、ひと言でいうと「ゆっくり」です。
「ゆっくり」を意識し、ゆっくり呼吸し、ゆっくり動き、ゆっくり生きる。
そうすると、下がり気味の副交感神経活動レベルが上がり、自律神経のバランスが整い始めるのです。
『なぜ、「これ」は健康にいいのか?』より引用
お酒を飲み過ぎると頭が痛くなるという人は多いと思いますが、あの頭痛は脳の血流不足が原因です。ですから、お酒を飲むときに同量の水を飲むようにすると脱水の程度が軽くすむので頭痛を防ぐことができるとともに、血管のダメージも軽減することができます。
『なぜ、「これ」は健康にいいのか?』より引用
休養を与えて廃棄物を処理し、同時にエネルギー源となるブドウ糖や、筋肉の元となるアミノ酸を供給することで、筋肉が元のレベルより太くなる仕組みを「超回復」といいます。
超回復に要する時間は48時間から72時間といわれており、一回筋トレをしたら次の筋トレまで2日明ける必要があります。だから筋トレは週に2~3回が適当なのです。
『やってはいけない筋トレ』より引用
筋肥大させるには重りを10回持ち上げてもあと2回は持ち上げられるぐらいの力、つまり筋肉が出せる力の70~80%程度の負荷を与え、これに抵抗しながら10回前後、動作を反復することが必要です。
『やってはいけない筋トレ』より引用
お腹ポッコリは過剰な内臓脂肪の増加が原因です。腹筋運動を頑張るよりも、まずはエネルギー収支を赤字にして内臓脂肪と皮下脂肪を減らせば、自然とお腹は凹みます。
『やってはいけない筋トレ』より引用
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | ||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |