高校生のとき、必ず寝ていた授業がありました。
私は一番前の席だったのですが、その授業のときには机の上を片づけて、チャイムが鳴ると同時に突っ伏して寝ておりました。
本当は興味深い授業でしたので、寝ないでいるときには熱心に聴講しました。
受験に関係がなかったので、寝ることを優先してしまったのです。
その先生には本当に申し訳なかったです。先生には年賀状は欠かさず出しました。立派な先生で、私のようなひどい生徒にも必ず返事を出してくださいました。
高校生のときには確かに眠かったですが、食後だから眠いということではありませんでした。
いまは眠くなるとしたら食事で満腹になってしまったときです。
小林弘幸さんの『なぜ、「これ」は健康にいいのか?』に食後に眠くならない食べ方が紹介されていました。
食後に眠くならない食べ方のポイントは二つ。一つは「食前に300~500cc程度の水を飲む」こと。もう一つは「腹八分目の量を、できるだけゆっくり時間をかけてとる」ことです。
『なぜ、「これ」は健康にいいのか?』より引用
食後睡魔に襲われるのは、副交感神経が上がるためだそうです。食事をすることで交感神経が一気に高まりますが、食後消化器官が動き出すことで、今度は副交感神経が優位に急転換するそうです。この急転換が眠気の原因なのだそうです。
小林さんが提唱されている方法は、交感神経が優位になる食事の早い段階から副交感神経も上げる方法だそうです。
私も危なそうな時に試してみたいと思います。
前に「眠くならない食事のとり方」が紹介されている別のご本を紹介したことがあります。
参考ブログ:『成功する人は缶コーヒーを飲まない』を読んで
http://highlyeffective.naganoblog.jp/e772217.html
どちらも一理あります。いろいろな方法がありますね。
どうぞご参考になさってください。

参考文献:『なぜ「これ」は健康にいいのか?』 小林弘幸 (サンマーク出版)
Hitoshi Yonezu at 10:00
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