
カエルがお嫌いな方には、大変申し訳ございません。
今日ご紹介するこの写真のカエルは、池もなければ、水たまりもない市街地にある私の家のまわりにひとり(一匹)、もうかれこれ数年棲みついているヒキガエル?なのです。なぜここにいるのか、どうやって生まれたのか、見当がつきません。
もしかしたら、昔、隣りの家に小さな池があったので、そこで生まれたのかもしれません。
確かな年数は分かりませんが10年近く前からから見かけているような気がします。
カエルくんと会えるのは、雨の降りそうな夏の夜です。
無防備にも家の前の小道の真ん中にデンと腰を落ち着けています。車が通ったら大変なことになるので、私はいつも隅の方へよけてやります。
気がつかなくて、踏みつけてしまいそうになったこともありました。今年は毎晩のように出てきていたので、夜、家に帰る時には、足元に用心しながら気をつけて歩きました。
このところ涼しくなってきたら、姿を見かけません。
昼間は雑草の陰に隠れ、じっとして獲物を狙っているようで、その姿を見たこともあります。土の色に似ているのですが、予想外なところにいるので、ぎょっとします。
見つけたときには少し水をかけてあげます。カエルに水をかけていいのかどうかわかりませんが、両生類なんだから水をかけてもらった方が嬉しいのではないかな・・・と思っています。
信州の冬はとても寒いですが、どこかにもぐって冬眠しているのでしょうね・・・
カエルは、無事に帰るとか、病気から帰るとか、お金が返るとか、そういう語呂合わせから、もとに戻る、復活するという意味の縁起の良いものとされています。
私も家族が病気になったときに、親子ガエルの置物を贈り物に頂いたことがあります。このカエルくんは、その置物にそっくりです。
不毛な街の中でがんばって生き抜いているカエルくんをみると、家によいものがついているようで、ありがたく、いつまでも生きていてほしいと応援しています。
Hitoshi Yonezu at 10:00
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