平成23年ビジネス読書会忘年会

2011年12月29日

 一昨日はビジネス読書会の忘年会が開催されました。
 
 いつもは朝に開催している読書会ですが、12月は忘年会ということで、初めて夜に開催しました。

 初めての方をお一人含む8名の方が参加されました。

 読んだ本は、松下幸之助さんの『道をひらく』です。この本はいろいろな経営者の方が取り上げる名著です。私も会社でデスクの近くにおいて、繰り返し読んでいます。

 宗教家のような松下さんの温かい経営哲学がこれからも世界に通じるのかどうか、皆さんと議論しました。
 
 全員の方が、日本企業がこの哲学を捨ててドライになってしまったら、存在する意義がなくなる、という考え方でした。

 読書会のあとの忘年会では、リラックスしていろいろなお話が出来、楽しい夜となりました。

 来年は長野市での読書会や、経済読書会などもやってみたいなあと思いました。

 さて、来年のビジネス読書会のお知らせです。

 第13回目は平成24年1月18日水曜日、午前6時30分より朝食会、7時より読書会です。課題図書は、稲盛和夫さんの『人生の王道 西郷南洲の教えに学ぶ』(日経BP) です。
 いま我が国は明治維新と同じといってよいほどの大きな曲がり角に直面しています。稲盛さんが解説する西郷隆盛の精神を読み解きましょう。

 第14回目は2月22日、水曜日午前6時30分より朝食、7時より読書会です。
 2月からしばらくは会員がもちまわりで課題図書を指定することになりました。
 2月はOさんの指定した尾崎護著『経綸のとき』(文春文庫)です。この本は越前藩士三岡八郎の半生を元大蔵省事務次官の尾崎護さんがまとめたものだそうです。歴史に詳しいOさんならではの選書です。この本は現在古本でしか手に入らないようです。

 場所は上田市中央2-15-12 「ささや」です。参加費は食事代込みで1,000円です。

 参加希望の方、ご質問のある方は、この欄の右にあります「オーナーへメッセージ」から、米津までメールでご連絡くださいませ。

 新しい参加者の方をお待ちしております。
 
 人気ブログランキングへ


 参考文献:
 『道をひらく』 松下幸之助 (PHP研究所)
 

 『人生の王道 西郷南洲の教えに学ぶ』 稲盛和夫 (日経BP)
 

 『経綸のとき』 尾崎護 (文春文庫)
 この本は古書でしか手に入らないようです。
 
   

 Hitoshi Yonezu at 10:00  | 読書会

11月のビジネス読書会

2011年11月22日

 今朝は6時30分より第11回目のビジネス読書会がささやにて開催されました。ご参加されたみなさま、ありがとうございました。

 あらかじめ課題図書を読んできて頂いて、読書会の場でリアルに感想や意見を共有する会です。

 今回の課題図書は酒井穣さんの『はじめての課長の教科書』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)でした。

 企業にお勤めの方はいままでに遭遇した課長を引き合いに出しながら、理想の課長像を語っておられました。

 私は社長ですので、「課長の教科書」という視点ですと読みずらいので、部下にどのような課長がいたら企業はよくなるか、課長に何を求めるか、という視点で読みました。

 違法スレスレの行為を求められたら、という問いに対して、酒井さんは次のように述べています。

 結局、実務において最も頼りになるのは自らの常識です。これまでの人生において学んできた常識と照らし合わせて、仕事の合法性に少しでも疑問を持ったら、それをそのままにしておかないことです。
              
                『はじめての課長の教科書』より引用

         
 昨今、大企業におけるお金や経理処理にまつわる不祥事が発生しておりますが、経営者こそ自分の常識に正直にならなくてはいけないと思います。  

 当然、大前提として、その常識が正しいものである、ということも求められます。

 課長も不信を感じたら、経営陣に対して率直にものを言う準備をしておかねばなりません。

 12月のビジネス読書会は忘年会をかねて夕方からの開催となります。
 
 ビジネス読書にご興味のある方は、ぜひご参加ください。詳細はこのブログで近々告知いたします。

 人気ブログランキングへ

 参考文献:『はじめての課長の教科書』 酒井穣 (ディスカヴァー・トゥエンティワン)
 

 参考ブログ:「かげほめ」
 http://highlyeffective.naganoblog.jp/e862035.html

 いままでの課題図書
 1月 『社長の教科書』 小宮一慶 (ダイヤモンド社)
 2月 『あたらしい戦略の教科書』 酒井穣 (ディスカヴァー・トゥエンティワン)
 3月 『挫折力』 富山和彦 (PHPビジネス新書)
 4月 それぞれの好きな本の持ち寄り
 5月 『あなたがいなくても勝手に稼ぐチームの作り方』 岡田充弘 (明日香出版社)
 6月 『成長するものだけが生き残る』 上原春男 (サンマーク出版)
 7月 『「原因」と「結果」の法則』 ジェームズ・アレン (サンマーク出版)
      『君に成功を贈る』 中村天風 (日本経営合理化協会)の2冊
 8月 『成功は一日で捨て去れ』 柳井正 (新潮社)
 9月 『成功の法則92ヶ条』 三木谷浩史 (幻冬舎)
 10月 『小倉昌男 経営学』 小倉昌男 (日経BP社)
 11月 『はじめての課長の教科書』 酒井穣 (ディスカヴァー・トゥエンティワン)
  

 Hitoshi Yonezu at 10:00  | 読書会

第10回ビジネス読書会

2011年10月26日

 すばらしい青空ですね。気持ちのよい朝です。何かよいことが起こりそうな気がします。

 日ごろはたいへんお世話になっております。誠にありがとうございます。

 今朝は第10回ビジネス読書会が開催されました。

 課題図書は、ヤマト運輸元会長の故小倉昌男さんの『小倉昌男 経営学』でした。

 この本は1999年10月に初版第1刷が発行され、いまでは33刷まで発行されているそうです。12年にわたって売れ続けていますし、アマゾンなどの書評を見ても非常に評価の高い本です。名著といってよいでしょう。

 私の手元にあったのは2004年6月の18刷で、2005年5月10日に読んだ記録が残っていました。

 正直に申しますと、そのときにはそれほどまでに感ずるところがなかったので、今回読書会の課題にしてメンバーの皆さんと感想をシェアしよう、と思ったのです。

 6年ぶりに読んでみましたら、自分の成長もあったせいなのか、共感し理解しながらスラスラ読むことができました。

 この本で私がもっとも感動したのは、小倉さんが宅急便を始めるにあたって決断した「サービスが先、利益は後」という考え方です。

 最近、ある先生から「先感動、後効率」(さきかんどう、あとこうりつ)という言葉を教えて頂いたのですが、そのことと同じことを小倉さんが述べていたのです。
 
 読みやすい本ではないですし、古い本ですから、課題図書にならなければ読まなかった、という人も多かったです。
 
 しかし、全員が好意的に評価し、参考になった、と述べておられました。

 歴史にさらされて生き残ってきた本は強いです。いまでも通じる経営の神髄です。

 ぜひご参考になさってください。

 引き続き、ビジネス読書会へのご参加をお待ちしております。現在8名(男性5人、女性3人)のメンバーで開催しております。(詳細はこのブログの右の欄をご覧ください。)

 人気ブログランキングへ

 参考文献:『小倉昌男 経営学』 小倉昌男 (日経BP社)
 

 いままでの課題図書
 1月 『社長の教科書』 小宮一慶 (ダイヤモンド社)
 2月 『あたらしい戦略の教科書』 酒井穣 (ディスカヴァー・トゥエンティワン)
 3月 『挫折力』 富山和彦 (PHPビジネス新書)
 4月 それぞれの好きな本の持ち寄り
 5月 『あなたがいなくても勝手に稼ぐチームの作り方』 岡田充弘 (明日香出版社)
 6月 『成長するものだけが生き残る』 上原春男 (サンマーク出版)
 7月 『「原因」と「結果」の法則』 ジェームズ・アレン (サンマーク出版)
      『君に成功を贈る』 中村天風 (日本経営合理化協会)の2冊
 8月 『成功は一日で捨て去れ』 柳井正 (新潮社)
 9月 『成功の法則92ヶ条』 三木谷浩史 (幻冬舎)
 10月 『小倉昌男 経営学』 小倉昌男 (日経BP社)
 
  

 Hitoshi Yonezu at 10:00  | 読書会

第9回ビジネス読書会

2011年09月21日

 今朝は第9回ビジネス読書会が開催されました。

 昨夜は遠方からのお客さまと遅くまでご一緒させて頂きましたので、朝は少々辛かったです。
 
 読書会のメンバーは8人になりました。(今朝は出張で1人欠席のため7人)

 今月の課題図書は三木谷浩史さんの『成功の法則 92ヶ条』でした。

 私はこの本からたくさんのことを学び、三木谷さんを尊敬しているのですが、皆さんのご意見をお聞きすると、あまり良い印象をもっていない方もおられました。

 読書会では、自分の読み方はだいぶ偏っているな、ということが分かります。

 この会は、読書から何かを得て具体的に仕事や人生に活かそう、という前向きな雰囲気であふれています。

 森信三さんは『修身教授録』で次のように述べています。

 読書は、いわば鉄砲で的をねらうようなものです。しかしいかにねらいは定めても、引金を引かない限り、一向恐ろしくないでしょう。引金を引くとは、実行ということです。そこでどんなに本を読んでも、実行の心がけのないような人間は、恐れるに足りないのです。

              森信三著『修身教授録』より引用 

 

 楽しい読書会で終わらせることなく、学んだことを人生で実行していきたいと思います。

 ビジネス読書会へのご参加をお待ちしております。(詳細はこのブログの右の欄をご覧ください。)

 人気ブログランキングへ

 参考文献:
 『修身教授録』 森信三 (致知出版社)
 

 『成功の法則 92ヶ条』 三木谷浩史 (幻冬舎)
 

 いままでの課題図書
 1月 『社長の教科書』 小宮一慶 (ダイヤモンド社)
 2月 『あたらしい戦略の教科書』 酒井穣 (ディスカヴァー・トゥエンティワン)
 3月 『挫折力』 富山和彦 (PHPビジネス新書)
 4月 それぞれの好きな本の持ち寄り
 5月 『あなたがいなくても勝手に稼ぐチームの作り方』 岡田充弘 (明日香出版社)
 6月 『成長するものだけが生き残る』 上原春男 (サンマーク出版)
 7月 『「原因」と「結果」の法則』 ジェームズ・アレン (サンマーク出版)
      『君に成功を贈る』 中村天風 (日本経営合理化協会)の2冊
 8月 『成功は一日で捨て去れ』 柳井正 (新潮社)
 9月 『成功の法則92ヶ条』 三木谷浩史 (幻冬舎)
 
  

 Hitoshi Yonezu at 10:00  | 読書会

第8回ビジネス読書会

2011年08月24日

 今朝は第8回のビジネス読書会を開催しました。

 今回から人数が増えまして、男性4人、女性3人の合計7名になりました。会社員の方も経営者の方もおられますし、業種も製造業、サービス業などいろいろです。

 同じ本を読んでも、人によって感じ方、とらえ方はまったく違うのです。7人それぞれの意見を聴くことが出来るので、大変勉強になります。

 今日の課題図書は、柳井正著 『成功は一日で捨て去れ』でした。

 私は、柳井さんのドライなところ、自由なところ、厳しいところに憧憬のようなものを抱いていますが、皆さんの話をお聞きすると、人によっては距離を感じてしまう方もおられるようでした。

 それぞれの意見をまとめると次のようになります。

 Oさん 題名の割には、かつての自分の成功の話が多い。第5章のファーストリテイリングのこれからの話をするところに感銘を受けた。
 
 Mさん ファーストリテイリングには、強い現場と強い本社がある。安定していてはいけないという柳井さんの決意が感じられた。

 Aさん 柳井さんは自然体で器が大きいと感じた。女性、障がい者の活用がすばらしい。制度はあっても、それをどう活用するかを考えたい。
 
 Kさん 潜在的な需要、未知のお客さまをどう掘り起こすか。自分もしり込みしないで責任をもちたい。

 Tさん 柳井さんは安定志向ではなく成長志向。柳井さんのあと、誰がいて、どのように経営するのかが心配。

 Tさん 社会の要求にもとづき、社会の役に立つから、会社が存在し、事業が成功するという考え方。企業が発展するとともに経営者も変わっていく。

 私 企業は法や社会によって認められ生かされている存在。社会に貢献しなければ存在する価値がない。柳井さんにドラッカーからの影響を強く感じた。

 ささやの朝食メニューは、焼鮭、納豆、生卵、きんぴらごぼう、海苔、ご飯、味噌汁、お漬物、フルーツ入りヨーグルト、牛乳、オレンジジュース、コーヒーでした。

 私はビジネス読書の輪を広げたいと思っています。

 勉強好きな方、本好きな方、これから読書に挑戦したい方、ご参加お待ちしております。上田で朝活しましょう。価値の高い朝になりますよ。(詳細はこのブログの右の欄をご覧ください。) 

 写真を撮っておけば様子を見て頂けましたのにね・・・

 人気ブログランキングへ

 参考文献:『成功は一日で捨て去れ』 柳井正 (新潮社)
 


 いままでの課題図書
 1月 『社長の教科書』 小宮一慶 (ダイヤモンド社)
 2月 『あたらしい戦略の教科書』 酒井穣 (ディスカヴァー・トゥエンティワン)
 3月 『挫折力』 富山和彦 (PHPビジネス新書)
 4月 それぞれの持ち寄り本
 5月 『あなたがいなくても勝手に稼ぐチームの作り方』 岡田充弘 (明日香出版社)
 6月 『成長するものだけが生き残る』 上原春男 (サンマーク出版)
 7月 『「原因」と「結果」の法則』 ジェームズ・アレン (サンマーク出版)と『君に成功を贈る』 中村天風 (日本経営合理化協会)の2冊
 8月 『成功は一日で捨て去れ』 柳井正 (新潮社)
 
  

 Hitoshi Yonezu at 10:00  | 読書会

第7回ビジネス読書会にて

2011年07月21日

 今朝は第7回ビジネス読書会が行われました。課題図書は、ジェームズ・アレンの『「原因」と「結果」の法則』と、中村天風の『君に成功を贈る』の二冊でした。4名の方が参加し、活発な意見交換が行われました。

 今回の課題図書は基本的なことが書いてある読みやすい本でしたので、参加者の意見は分かれることなく、凡そまとまりました。

 ジェームズ・アレンと中村天風は、表現は違いますが、同じことを言っている、ということです。

 自分に起こっているすべてのことは、自分にその原因があります。
 ○○が悪い、○○のせいだ、と環境のせいにする前に、まずは自分のしてきたこと、自分の考え方に誤りはないか見つめるべきなのです。

 大人としては、いまさらこんな本を読むの?と思ってしまいますが、ときにはこういう本を読んで、正しい考え方をおさらいすることが大切ではないか、ということになりました。
 
 この会で自己啓発の本を読んだのは初めてです。次回からはまた経営や経済に関する本が課題図書となります。

 もう少し仲間を増やしたいと思います。ご参加お待ちしております。


 さて、『松下幸之助 成功の金言 365』の7月21日の節より引用します。
 
 「自分にこんな欠点があることを知ったら、部下は自分を軽んじはしないだろうか」などと考えてしまう。そういうことも、また人間の一面かもしれないが、しかし、私はそんな心配は無用だと思う。現に私自身が、自分の欠点を皆に知ってもらい、カバーしてもらうことによって、今日までやってきたわけである。

                『松下幸之助 成功の金言 365』 7月21日の節より引用 


 社長としては、何でも知っていなくてはならない、何でも出来なくてはならない、いちばん強くなくてはいけない・・・と思ってしまいます。

 松下幸之助さんは、欠点を隠さず、さらけ出す方が、最終的には知恵や知識が集まり、成果が生まれるのだといいます。

 力のない人ほど、欠点を隠そうとしてしまうでしょう。

 部下の立場になってみたら、ガチガチになって虚勢を張っている人よりも、正直に自分を出している人についていきたいなあ、と思いました。

 欠点や弱さを隠さないことも、リーダーシップの一要素かもしれないな・・・・と考えておりました。

 人気ブログランキングへ

 参考文献:

 『松下幸之助 成功の金言365』 松下幸之助 (PHP研究所)
 
 
 『「原因」と「結果」の法則』 ジェームズ・アレン (サンマーク出版)
 


 『君に成功を贈る』 中村天風述 (日本経営合理化協会出版局)
 

 参考CD:『積極性と人生』 中村天風 (天風会)
 


 『あなたがいなくても勝手に稼ぐチームの作り方』 岡田充弘 (明日香出版社)
 
 この本にも、企業においてリーダーが自分をさらけ出すことの効用が書かれていました。
  

 Hitoshi Yonezu at 10:00  | 読書会

有意義で幸福な人生をおくるために

2011年07月11日

 7月21日のビジネス読書会の課題図書は、ジェームズ・アレンの『「原因」と「結果」の法則』と、中村天風の『君に成功を贈る』の二冊です。

 いつもは経営やビジネスの本が中心ですが、今回は自己啓発の本です。

 前回の読書会の際に、あるメンバーの提案で次回課題図書は『「原因」と「結果」の法則』に決まったのですが、その後、読んでみたメンバーから、「薄い本だからもう一冊加えてほしい」との要望がありました。どうせならもう一冊も自己啓発の本にふってみようと思いまして、中村天風さんの『君に成功を贈る』を加えました。


 さあ、有意義な幸福な人生に生きるために大切なことを、振り返ってもう一ぺん、大事なことだけ言うよ。
 第一に、他人に好かれること。他人に好かれようと思ったら、自分が好き嫌いを言わないこと。それから同時に、どんな場合があっても、思いやりをもって「もしも自分があの人ならば」という真心で親切に応接する。
 それから他人に迷惑を絶対にかけないこと。
 さらに他人から受けた恩義は、どんなささいなことでも重大に考えて、本当に心からの感謝で報いるようにすること。

                    中村天風述 『君に成功を贈る』より引用


 中村天風さんの話は分かりやすいですね。私としては、納得したら実行あるのみ、です。

 『「原因」と「結果」の法則』は、現在たくさん出ている自己啓発本の元になったものだと言われておりますし、中村天風さんの一連の著作も、日本の自己啓発の元祖ではないか、と私は思います。

 今回のビジネス読書会の課題図書は、人生を見つめなおす内容で、どなたにとっても読みやすい本だと思います。

 どちらの本も、昔の本ですが、いま読んでもまったく色あせておりません。読書会で理解を深めましょう。

 ご参加お待ちしております。(詳細はこのブログの右の欄をご覧ください。)

 人気ブログランキングへ

 参考文献:
 『「原因」と「結果」の法則』 ジェームズ・アレン (サンマーク出版)
 


 『君に成功を贈る』 中村天風述 (日本経営合理化協会出版局)
 

 参考CD:『積極性と人生』 中村天風 (天風会)
 
  

 Hitoshi Yonezu at 10:00  | 読書会

第6回ビジネス読書会のお知らせ

2011年05月31日

 日ごろは大変お世話になっております。誠にありがとうございます。

 第6回ビジネス読書会のお知らせです。

 日時 6月22日水曜日 午前6時半より朝食 7時より8時まで読書会
 場所 上田市中央2-15-12 ささや

 そのほかのご案内は右のお知らせ欄をご覧ください。

 今回の課題図書は、上原春男著『成長するものだけが生き残る』(サンマーク出版)です。

 参考ブログ:『成長するものだけが生き残る』を読んで
 http://highlyeffective.naganoblog.jp/e726109.html

 上原春男さんは、元佐賀大学学長で、海洋温度差発電を専門とするエネルギー工学者です。福島原発の設計者の一人で、原子炉の冷却の問題では冷却水を循環させる方法を唱え、一躍有名になりました。
 
 経営に関する本を何冊か書かれており、企業経営者向けに経営塾を開いておられる異色の工学者です。工学者の考える企業の成長理論とはどんなものでしょうか?

 普段とは違った角度から経営を学びましょう。

 ただいま5人のメンバーで楽しく読書会を続けております。ご参加お待ちしております。

 ご興味のある方は、右欄の下部にあります「オーナーへのメッセージ」で私までご連絡ください。

 
 人気ブログランキングへ

 参考ブログ:「4月のビジネス読書会」
 http://highlyeffective.naganoblog.jp/e715948.html
  

 Hitoshi Yonezu at 21:00  | 読書会

4月のビジネス読書会

2011年04月20日

 被災されました全国の皆さま、およびご関係の皆さまに謹んでお見舞いを申し上げます。

 今朝は四回目のビジネス読書会が行われました。今回は自分の読んだ本の中から、面白かったものを持ち寄って紹介する読書会です。

 まだ5人だけの小さな会ですが、有意義な時間を過ごすことができました。

 みなさんがご紹介してくださった本です。

 Oさん
 『男の生き方』 川北義則 (PHP研究所)
 

 T.A.さん
 『急に売れ始めるにはワケがある』 マルコム・グラッドウェル (ソフトバンククリエイティブ)
 

 Mさん
 『ストーリーとしての競争戦略』 楠木建 (東洋経済新報社)
 

 T.T.さん
 『日本を創った12人(後篇)』 堺屋太一 (PHP新書)
 

 私は昨年読んだ本の中から、興味深かった次の三冊を紹介しました。
 
 1.『デフレの正体』 藻谷浩介 (角川oneテーマ21)
 
   参考ブログ:
   「フランス、イタリアに負けない」
   http://highlyeffective.naganoblog.jp/e544984.html
   「働く人が減っている」
   http://highlyeffective.naganoblog.jp/e546455.html
   「子どもたちがたくさんいた頃」
   http://highlyeffective.naganoblog.jp/e544497.html
 
 2.『成熟日本への進路』 波頭亮 (ちくま新書)
 
   参考ブログ:
   「『成熟日本への進路』を読んで」
   http://highlyeffective.naganoblog.jp/e573348.html
   「日本の官僚機構」
   http://highlyeffective.naganoblog.jp/e573442.html

 3.『貝と羊の中国人』 加藤徹 (新潮新書)
 
   参考ブログ:
   「『貝と羊の中国人』を読んで」
   http://highlyeffective.naganoblog.jp/e533280.html
   「和魂洋才と中体西用」
   http://highlyeffective.naganoblog.jp/e575697.html

 他人がどんな本を選択しているのか興味深いですし、感想を伺うことは大変参考になります。

 皆さまもビジネス読書会に参加しませんか。次回からはまた課題図書を決めて、読書会を開催いたします。詳細はまたこのブログで告知いたします。

 日本に一刻も早く平和が戻りますことを願っております。

 人気ブログランキングへ
  
タグ :読書会

 Hitoshi Yonezu at 10:00  | 読書会

第二回上田ビジネス読書会開催しました!

2011年02月16日

 第二回上田ビジネス読書会が、今朝ささやにて開催され、5人の方が参加されました。

 今月の課題図書は酒井穣著『あたらしい戦略の教科書』です。うれしいことに著者の酒井穣
さんから私に激励のメールを頂いておりました。

 この読書会の手順は、あらかじめ課題図書を読んできて、一人5分くらいで感想を述べます。そして、それぞれの感想に対して、自由に質問や意見を交わし合います。
 朝6時30分からの食事の後、7時から8時までの1時間で終了となります。

 『あたらしい戦略の教科書』について、今朝の読書会で出された感想や意見です。
 
 Oさん
 下から突き上げる戦略の話である。
 カーナビを戦略に例えたところが分かりやすかった。
 戦略の途中からの方向転換も大切である。
 無難になるのは一流の敵という言葉に共感した。
 この本に出てくるドライ情報とウェット情報を、自分でも効果的に使って、成果を上げた。

 Mさん
 戦略の実行という側面から書かれている。
 易しそうなこと、テクニック的なことが書かれているのだが、実際にはそれ以上のことが意図されている。
 情報の取り方が参考になった。
 スウィートスポットを強める戦略が出ていたが、その他にもいろいろな戦略はあるだろうと思った。
 戦略を文字化していく必要性を感じた。

 Tさん
 目的を設定し、その達成のために逆に現時点へ戻ってくるという発想が大切だ。
 議論を尽くしても結論が出ないことが多く、決断力の必要性を感じている。
 平均化と差別化は相対する概念である。
 シナリオがうまくいかなかった場合のバックアップを取っておくことの重要性を感じた。
 事業のキャッチコピーを考えておくことで、戦略実行の妥協がなくなると思う。

 Aさん
 フェラーリの競合は車ではないというエピソードから、昔は欲しかった車があったが、いまは画一化して欲しくなるような車がなくなってしまった。
 ハインリッヒの法則を考えると、クレームを大切にしなければならないと思う。
 何かできないことがあっても、簡単にトレードオフをして解決しないことだ。 
 社員を巻き込んでいくことの重要性を感じた。
 
 私
 現場に近い社員がボトムアップで戦略立案することを想定して書かれているが、中小企業では経営者も現場に近いから、同じ立場だと思った。
 戦略とは、現在地の移動に従って変わっていくものだから、決まったものと思わないことだ。
 戦略に同意できない人がいると、うまく進んでいかないし、組織は人だから人が変わらなければ、うまくいかない、ということにも同感だ。
 トップのお墨付きであるということを社内に知らしめておくことが大切だと思い、常に意識してきた。
 
 見方の違ういろいろな意見が出て大変参考になりました。議論をしていると1時間はあっという間です。朝ですので、少し足りないくらいでちょうどいいかもしれません。

 15人くらいまで増やしたいと思いますので、ご興味のある方は是非ご連絡ください。ご参加の皆さま、誠にありがとうございました。

 人気ブログランキングへ
 
  

 Hitoshi Yonezu at 10:00  | 読書会

ビジネス読書会、開催しました!

2011年01月19日

 

 昨年より皆さまに告知してまいりました「ビジネス読書会」・・・ついに今朝、初めて開催いたしました!

 第一回目の参加者は四名だけでしたが、みなさん熱心に自分の意見や感想を交わし、朝の時間を有効に活用した、と満足され仕事に向かわれました。

 ご参加の皆さま、ありがとうございました。

 読書をすると当然ながら自分の感想が生まれますが、同じものを読んだ他の人の感想というのは、自分に新たな気付きを与えてくれます。
 ○○の業種の人は、△△に考えるのか・・・、□□の立場だと○○の考え方をするのか・・・、と見えなかった部分が見えてきます。

 いまの世の中で、豊かな人生を切り開きたい、新しいことに挑戦したい、自分の力を伸ばしたいと思うなら、読書をするのが最も手軽で、かつ、効果的な方法ではないでしょうか。

 たった数百円から二千円程度の金額の投資で、生き方が変わるような出会いが起こるかもしれません。飲みに出た時の金額と比べてください。

 読書を通じて、ビジネスや人生を豊かにしていこうという趣旨に賛同してくださる方は、ぜひご連絡ください。

 普段はあまり読書をしないけれども、この会を通じて読書をしてみよう、という意欲のある方も挑戦してみてください。歓迎します。

 何かビジネスに関わっている方なら、男女、年齢、職業上の立場、問いません。お待ちしております!

 2月の開催日、内容は、近いうちにこのブログにて告知いたします。
 人気ブログランキングへ

 ご参考:今回のビジネス読書会のご案内です。
 
 ビジネス読書会開きます!ご参加お待ちしていますicon06
 http://highlyeffective.naganoblog.jp/e623163.html



  

 Hitoshi Yonezu at 10:00  | 読書会

ビジネス読書会のお知らせ

2010年12月12日


 いつも私のブログを読んでくださり、誠にありがとうございます。

 突然ですが、来年からビジネス読書会を開催したいと思います。ビジネス読書会は、私が昔から温めていた構想です。

 決められた書籍を読んでいただき、毎月一回実際に集まって、読書感想や意見、本の内容にまつわるビジネスでの実体験などを交わし合う会です。

 この会の目的は、人生を豊かにする読書、読書を通じたビジネスの成功、人格の向上、前向きで勉強好きな仲間の輪の創造、です。

 参加資格は何らかの仕事に携わっておられ、読書を通じて人生を豊かにしたいと思っている方です。また参加する方には、決められた本を読んでくること、読書会に参加すること、自分の意見を発言すること、の3つをお願いしたいと思います。

 言い出したのは私ですが、私が先生ということではなく、参加者全員が先生です。
 
 第一回目は平成23年1月19日水曜日に行います。

 午前6時30分朝食、7時~8時読書会です。場所は上田市中央2-15-12 「ささや」です。

 今回の課題図書は小宮一慶著『社長の教科書』(ダイヤモンド社)にしたいと思います。
 この本は題名に「社長の」とついていますが、社長だけでなく、ビジネスのリーダーになる人にとって大切なことがバランスよく書かれていますし、読みやすい本ですので選びました。
 


 ブレックファストをご用意します。参加費は場所代、食事代込みでお一人さま1,000円です。

 いまだかつて読書会に参加したことはありませんし、自分で開くのももちろん初めてですので、皆さんと一緒に会を作り上げていきたいと思います。

 読書を通じて人生を豊かにしたいという志のある方、仲間になってください。

 参加希望の方、ご質問のある方は、この右の欄の下の方にあります「オーナーへメッセージ」から、米津までメールでご連絡くださいませ。お待ちしております。

 人気ブログランキングへ
 
 参考ブログ:「甘さと優しさ」
 http://highlyeffective.naganoblog.jp/e433133.html 


 いまのところ参加者は私を含めて二名だけです(笑)
  

 Hitoshi Yonezu at 10:00  | 読書会

お知らせ
Hitoshi Yonezu
P.F.ドラッカーを読む読書ブログです。
 
ささや
< 2025年05月 >
S M T W T F S
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
インフォメーション
長野県・信州ブログコミュニティサイトナガブロ
ログイン

ホームページ制作 長野市 松本市-Web8