心を出世させよ

2012年03月16日

 白取春彦さんの『頭がよくなる思考術』より引用します。

 出世という言葉は地位や役職の昇進の意味で使われることがふつうだが、元来の意味は世間を出るということである。
 世間をでるとは、世間並みの価値観から脱することだ。
 多くの人は世間の価値観に翻弄されているばかりか、染まりきっている。自分の考えや価値観が、世間並み、人並みであるかどうかを気づかっている。そして、自分の考えや思いを世間に合わせようとさえしている。

                   『頭がよくなる思考術』より引用


 白取さんは、本当に自分の個性を出そうと思ったら既成の考えにとらわれることなく、心が出世していなければならない、と述べています。

 私も何か新しいことをはじめるときには「あの人は□□と思うだろう」「社会的には○○といわれるかもしれない」「一般的には△△なんだよなー」などと、世間との比較を考えてしまうことがあります。
 
 まだ出世できていないということです・・・・・・

 この意味で、最近よかったと思っていることは、私は世間、社会のことで分からないことが増えているということです。
 
 うちにテレビがないためです。

 では、テレビがないと情報の獲得に遅れるか、政治や経済のことを知らないかといえば、ラジオもインターネットも新聞もあるので、会話ができなくなるとか生活ができなくなるほど致命的なことはないです。

 テレビの中がどうなっていようと、他の手段があるので私の生活にはそれほど影響がないのです。

 出張先のホテルの部屋でたまにテレビを見ると、私の知らない有名人(?)が増えました。

 テレビからは完全に出世したということです。

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 参考文献:『頭がよくなる思考術』 白取春彦 (ディスカヴァー・トゥエンティワン)
 

 参考ブログ:
 「『頭がよくなる思考術』を読んで」
 http://highlyeffective.naganoblog.jp/e846795.html
 
 「他人の思惑」
 http://highlyeffective.naganoblog.jp/e847566.html

 「雑用は丁寧に」
 http://highlyeffective.naganoblog.jp/e847812.html

 「やさしさをもって読む」
 http://highlyeffective.naganoblog.jp/e857182.html

 「感情に酔わない」
 http://highlyeffective.naganoblog.jp/e858836.html

 「果てのない欲望」
 http://highlyeffective.naganoblog.jp/e859883.html

 「心配すると」
 http://highlyeffective.naganoblog.jp/e862877.html

 「自分のしたいことをせよ」
 http://highlyeffective.naganoblog.jp/e896996.html

 「頭のカタさ」
 http://highlyeffective.naganoblog.jp/e899680.html

 「行動を解放せよ」
 http://highlyeffective.naganoblog.jp/e965565.html
 

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