またまた、かたづけの本か・・・と思われるでしょう。
今までこんなたくさんの「捨てる」話を書いておりました。
参考ブログ:
「『仕事ができる人はなぜデスクがきれいなのか』を読んで」
http://highlyeffective.naganoblog.jp/e640016.html
「新年のご挨拶」
http://highlyeffective.naganoblog.jp/e628645.html
「断捨離」
http://highlyeffective.naganoblog.jp/e622549.html
「自己を捨てる」
http://highlyeffective.naganoblog.jp/e589240.html
「すてる・・・『思考の整理学』より」
http://highlyeffective.naganoblog.jp/e390204.html
「捨てる技術」
http://highlyeffective.naganoblog.jp/e389435.html
米津という人物は相当片づけができないのだろうと思われてしまいますね。
この本を書かれれた近藤麻理恵さんは、「乙女の整理収納レッスン」を主宰されている片づけのプロだそうです。
実際のところ、片付けの本は見るのも嫌なくらいですが、ある書評家がこの本をすすめているのを見て、違う人が書いていれば、何か違う新しいことが書いてあるのではないか、と期待をして読んでしまいました。
近藤さんによれば、片づけには「日常の片づけ」と「祭りの片づけ」の二種類があり、ほとんどの人は「日常の片づけ」ばかりをして、「祭りの片づけ」ができていないそうです。
「祭りの片づけ」とは、毎日するものではなく、年に一回か二回だけ、それも一時間程度行う片づけです。これができれば、日常の片づけはしなくてもよくなるのです。
そう言われると、最初に行う「祭りの片づけ」がどんなにすごい片づけになるのか、想像できますね。
片づけをどのような順番で行ったらいいのか、どういうカテゴリーで行えば効率的か、またそれぞれのアイテムごとの捨ててよい理由も書かれていて、片づけをする勇気を与えてくれる本です。
捨てるかどうかの判断は、それを使用したときに「ときめくかどうか」ということ。洋服ならそれを着た時にときめくかどうか。分かりやすいですね。
近藤さんは、女性が家の中でジャージとトレーナーを着て過ごすのは最悪だ、といっています。ジャージをはいていると、自然とジャージが似合う女になっていくそうです。
こんなことを書かれているのは、部屋着であったとしても、それがその人のセルフイメージになるからだそうです。
ときめかない洋服は捨てるのです。
片づけをすることで、自分を磨いたり、人生を向上させたりすることにもつながる、というメッセージが込められています。
私はもうしばらく片づけ本は読みませんが、まだ読まれていない方は何か一冊いかがでしょう。ご参考になさってください。
参考文献:『人生がときめく片づけの魔法』 近藤麻理恵 (サンマーク出版)
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参考ブログ:
『ビジネス読書会、開催しました!』
http://highlyeffective.naganoblog.jp/e648104.html
「『あたらしい戦略の教科書』を読んで」
http://highlyeffective.naganoblog.jp/e614050.html
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