第23回ビジネス読書会

2012年11月28日

 今朝は6時30分より第23回ビジネス読書会が開催されました。11月も下旬になると6時前は真っ暗で寒いですね・・・・・・

 14名の方が集まりました。今朝の食事は洋食でした。(パン、ジュース、ミルク、コーヒー、野菜スープ、スクランブルエッグ、ソーセージ、ベーコン、サラダ)

 課題図書はHさんが選んでくださった柳川範之さんのご著書『元気と勇気が湧いてくる経済の考え方』(日本経済新聞出版社)です。

 次のような感想が出ました。

 研究開発においても少しずつ進めばよいのだと思った。

 88p 立ち止まることを恐れないこと・・・昔こういうことは考えなかった。

 86p 時間をかけてでも選択肢を「見つけ出す・つくり出す・選び出す」ことが大事。

 植林する老人の話・・・未来を想像しながら植林するのは楽しい。

 自分は未来に何を残せるのか?家族や子供に残したいことがある。

 183p いつでもやり直せる。

 読みやすい本だ。イラストが小学生みたいだったが、意味はよく伝わった。

 自分で人生を選択するにあたって未来のとらえ方のコツを学んだ。

 既成概念に縛られることはない。いろいろな選択がある。

 未来のことを考えたときにいろいろな目標が出てくる。やることがないということはない。

 161p 自分のシグナルを発すること・・・課題である。

 未来の目標管理 目標は簡単に決めて簡単に修正しよう。

 いままでかっちり決めすぎていた。むしろ変えない方がおかしい。

 リスクに関して臆病だった。目標に重きを置きすぎた。
 
 選択肢を増やす。視野を広げる。先行きを決められないのは情報が足りないだけ。

 機会費用・・・たくさんの選択肢をもつ。

 サンクコスト・・・新規事業でかけてしまったコストをやめられなかったことがある。
 
 販売側としては、なじみのお客を逃したくない・・・お客さんには選択肢を広げてほしくない。

 挫折したときにどう立ち向かうか?ニーチェの言葉:事実は存在しない。存在するのは解釈だけだ。

 おもしろい視点だった。

 過去のことを忘れて前に進む。

 いい話に飛びついても損をしてしまうことがある。急がば回れ。選択肢を広く多く持つこと。

 明るく回り道をしよう。

 いままで自分にどんな名札をつけるかことに悩んだ。

 最後に経済の本ではないと書いてあって納得した。
 
 シグナルを出すというのは得意技で勝負するのと同じこと。

 今の人生でも十分いいじゃないか。

 選択を絞ってしまうとそれしか見ないで買ってしまう。いろいろ回っていると、余計なものを買ってしまう。

 読書会も会社と違う刺激を受けられる。違う情報にアクセスできる。

 自分のシグナルを発する。自分のことを言わない日本の美徳がある。自分ができることをアピールしていく。

 自分のことだけを考えているだけではない。想いと課題が一致していない。

 人生上り坂・・・老人からの教え。

 夢や目標は変わるもの・・・・・・気軽に変えるもの。
 
 前半は何を言いたいかよくわからなかった。後半になると意味が分かってきた。

 過去を考えなくてよい。技術進歩が激しい。将来どうなるのだろうという感覚がある。

 定年を人生のゴールと考えない。
 
 いくつかの目標を考えて実行していく。
 
 人生よりも先を見据えること。自分だけではなくてその次の世代に伝えていく。

 過去のことが役に立つこともある。

 「元気と勇気」で検索するとアンパンマンが出てくる。

 48p 情報と情報の結びつき 人と人の結びつき
 
 定年を人生のゴールと考えない。様々なことに挑戦したい。

 人生の三分の一は終わったが、夢に向かって地道に向かっていきたい。

 生きざまを後世に伝えていく。

 48p 情報と情報 人と人の結びつき

 かつては同じグループでの価値観に支配されていた。読書会で新しい結びつきができた。
 
 88p 立ち止まることで見えなかったものが見えてくる。起こっていることは必然。よく見ていく。

 163p 自分が分かってほしいときにはシグナルを発信しなくてはならない。

 お客さまに教えたことがお客様の次の世代に伝わったら楽しいなと思った。

 経済学の考え方で考えると、シンプルに考えられる。

 44p いろいろな選択肢で変化に対応していく。

 一年の間にいろいろなことが起こって計画が変更する。いままでのセオリーだけにとらわれない。自分で選択肢を広げていく。

 普通に生活しているのでは見えないものを、あえて自分で選択していく。

 127p 先の先を読む。
 
 読む前はどんなに難しい本かと思った。経済の本ではないと思った。キャリアのことを言いたい本ではないか。

 昔のキャリアは途中で変わることは想定していなかった。いまは来年の今がどうなっているかは分からない時代。キャリアドリフトの考え方が主流になっている。いくつも選択肢があっていいんだ。選択肢をたくさん持った方がいい。選べるスキルも大切。

 200p 将来が分からないからこそ、目標を明確にしておくべき。

 企業の閉鎖が起こる。そのときに考え出すと遅い。

 133p 辞めるときのことを今から考えておく。

 悪い、と考えるのではなく、これからよくなっていく・・・と考える。


 この本は経済学の論理を実例にあわせて分かりやすく解説したものですが、経済の本ではないと感じられた方が多かったようでした。

 私は大学院のときに経済の理論を数式で学んだので、この本の説明は経済学の論理としてすごく分かりやすかったです。
 言葉の説明の方法でもいいなら大学院も楽だったなあ・・・・・なーんて考えていました。

 次回は12月26日水曜日18時より読書会、20時より忘年会です。課題図書はHさんの選んでくださった三宅秀道著『新しい市場のつくり方』(東洋経済新報社)です。経営コンサルタントの日小田正人さんをゲストにお呼びして、質問を使った新しい読書会の方法でやります。

 ご参加お待ちしております。
 
  


 参考文献:『元気と勇気が湧いてくる経済の考え方』 柳川範之 (日本経済新聞出版社)
 

 課題図書:『新しい市場のつくり方』 三宅秀道著 (東洋経済新報社)
 

 参考ブログ:
 「ラーメン屋さんの行列」
 http://highlyeffective.naganoblog.jp/e1068859.html
 「人生の先を見据える」
 http://highlyeffective.naganoblog.jp/e1069035.html
 「サンクコストと未来」
 http://highlyeffective.naganoblog.jp/e1064005.html

 Hitoshi Yonezu at 10:00  | 読書会

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