また誘ってくれるように頼む

2012年06月29日

 山﨑武也さんの『なぜあの人には「味方が多い」のか』より引用いたします。

 パーティーや食事などの何か楽しいことに誘われて断らなくてはならないときには、また誘ってくれるように頼むのを忘れてはならない。そのようにして、自分が参加できない残念さを強調しておくのである。にべもなく断ったのでは、まったく関心さえもないものと判断されて、二度と誘ってはもらえなくなる。
 未練を残した風情を醸し出すことによって、人間関係の縁が切れないようにしておく。

             『なぜあの人には「味方が多い」のか』より引用

  
 私の先輩の中には、知人を会合などに誘う場合「二度断られたら次は誘わない」とおっしゃっる方がおられます。

 優しい気持ちで後輩を誘ってくださる訳ですし、誘うという行動にも力と手数がかかっているわけですから、先輩がそうおっしゃるのは無理もないと思います。

 私も二度続けてにべもなく断られたら「自分のことは嫌いなのだな」と考えてしまうと思います。

 お誘い頂いたら、まずは誘って頂いたことについて、深く感謝をしたいと思います。

 次にその誘いに応じるのか、お断りするかをはっきりします。興味がなかったり、行きたくない場合はお断りするのも立派な選択です。

 行きたいのに都合で行かれない場合には、ご紹介した文章のように、行かれない残念さを強調すべきです。これは相手に対する礼儀でもあると思います。私もこの点にはとても気をつけています。

 かつては自分の考えで、お断りしたこともいくつかありました。誘って頂いたいたみなさまにはがっかりさせてしまって、大変申し訳なかったと思います。

  


 参考文献:『なぜあの人には「味方が多い」のか 一流の気くばり仕事術』 山﨑武也 (PHPビジネス新書)
 

 参考ブログ:
 「自分にしか分からない仕事」
 http://highlyeffective.naganoblog.jp/e1046021.html

 「自分の善行は隠す」
 http://highlyeffective.naganoblog.jp/e960914.html

 「一緒に食事をすると」
 http://highlyeffective.naganoblog.jp/e959573.html
 
 「良薬は口に苦し」
 http://highlyeffective.naganoblog.jp/e830130.html

 「清潔感とは」
 http://highlyeffective.naganoblog.jp/e829432.html

 「遅刻することは」
 http://highlyeffective.naganoblog.jp/e818827.html

 『なぜあの人には「味方が多い」のか』を読んで
 http://highlyeffective.naganoblog.jp/e1015758.html

 「お断りするときには」
 http://highlyeffective.naganoblog.jp/e1019830.html

 「自分にしか分からない仕事」
 http://highlyeffective.naganoblog.jp/e1046021.html

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