混沌とする世界

2011年12月23日

 昨日のこのブログで菅下清廣さんの『世界のお金持ちはどこへ投資しているのか?』をご紹介しました。

 昨日はよいことだけを引用しましたが、実はこの本は来年以降の世界や日本についてかなり悲観的に書かれているのです。

 日経平均株価のさらなる下落、ヘッジファンドによる円買いの進行、アメリカのQE3(金融緩和)の実施、中東戦争の不安などなど・・・

 イスラエルとイランが戦争になれば、ホルムズ海峡は封鎖され、その途端に日本は石油危機になる・・・・・・そうです。

 北朝鮮の記述については、おや!と思うところがありました。

 北朝鮮では2012年に権力の継承イベントが起こる可能性が非常に高まっています。

      『世界のお金持ちはどこへ投資しているのか?』より引用


 ちょうどこの本を読んでいたときに金総書記の逝去のニュースを聞きましたので、びっくりしてしまいました。

 マスコミの報道が中立かといえばそうとも言い切れないでしょう。私は先を明るく考えたいので、不安を煽るつもりはありませんが、こういう考え方もあるということは知っておいた方がよいと思います。

 以前にも菅下さんのご著書をご紹介したことがあります。
 
 参考ブログ:
 『2011年の衝撃!』を読んで
 http://highlyeffective.naganoblog.jp/e773281.html

 『新しい富の作り方』を読んで
 http://highlyeffective.naganoblog.jp/e631873.html

 どうぞご参考になさってください。

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 参考文献:
 『世界のお金持ちはどこへ投資しているのか?』 菅下清廣 (フォレスト出版)
 

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