『「結果を出す人」の手帳の秘密』を読んで

2011年11月14日

 『「結果を出す人」の手帳の秘密』は、朝活、勉強会、交流会を主宰され、文房具、情報機器などに詳しく、著作や講演も多い美崎栄一郎さんが、時間術について述べた本です。

 プロフィールによると、元は花王の社員だったようですが、いまはどういうお立場なのかははっきり書かれていません。

 以前このブログで美崎さんの『iPadバカ』をご紹介しました。

 『iPadバカ』を読んで
 http://highlyeffective.naganoblog.jp/e731750.html

 『「結果を出す人」の手帳の秘密』という題名だったので、手帳のことが詳しく書かれているのかと思って読み始めましたが、どちらかというと時間術について多くの紙面が割かれています。いま、この時期は手帳選びの時期ですから、タイムリーにこのような題名にされたのでしょうかね。

 美崎さんは、自分の自由になる時間は1日に2時間しかないと決めているそうです。

 もっと時間が取れるとしても2時間しかないと決めて行動しているのです。

 自由な時間が2時間しかないとなると、「このバラエティ番組に1時間を使っていいのか?」と思い、より自分のためになることをやろうと考えるそうです。

 また、電車や飛行機のような移動中以外では基本的に読書はしないそうです。

 本を読むとき意識しているのは、「書いてあることを必ず1つ自分で実行する」ことです。人の本を読んだだけでは、自分の価値にはならないからです。
 本を100冊読んでも、別にすごくありません。1冊読んだ中から実行することに意味があります。自分の時間を使って実行したことが、自分の価値になるのです。

          『「結果を出す人」の手帳の秘密』より引用


 私も一冊の本から何か一つでも自分で実践できることがあれば、自分にとって価値のある本だと思います。何もない本もありますが、そのときは悲しいですね・・・・・・

 さまざまな分野にお詳しく、自分の哲学をもっておられる方です。 
 
 いろいろなアイデアを紹介してくださっているので、みなさまにも何か使えることが見つかるかもしれません。

 ご参考になさってください。

 (今日はインターネットの回線の調子が悪かったため、アップロードが遅れてしまいました。失礼いたしました。)

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 参考文献:『「結果を出す人」の手帳の秘密』 美崎栄一郎 (日本経済新聞出版社)
 

 Hitoshi Yonezu at 10:29  | 読書感想

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