『リーディング3.0』を読んで

2011年05月06日

 マーケティング3.0、モチベーション3.0、iPhoneも3GS・・・、さまざまことが3.0世代に突入しているようですが・・・

 『レバレッジ・リーディング』で有名な本田直之さんの近著『リーディング3.0』によれば、ビジネス読書も、3.0の段階に入ったようです。

 読書を本田さんの考え方で段階別に説明しますと、リーディング1.0とは、単なる読書を意味し、目的はインプットです。

 リーディング2.0とは、インプットとアウトプットがセットになった読書法です。読書を自己投資と考え、読書を通じて得た情報を活用していくというもの。
 私の『人生を豊かにするビジネス読書ブログ』も、この考え方で始めたものです。

 リーディング3.0の世代は、「インプット、ストック、サーチ、シェア、フィードバック」という5つのステップで構成されており、モバイルデバイスや、クラウドサービス、ソーシャルネットワークなど最新のテクノロジーを活用しながら、アウトプットンに大きなレバレッジをかけていく読書の方法です。
 
 ソーシャルネットワークなど、バーチャルな空間で情報をシェアして、フィードバックをもらうというところに、いままでの読書とは違う大きな進化がある、と私は感じました。
 この本には、ソーシャルリーディングという言葉が出てきますが、個人的な行為だった読書が、他人とシェアする行為になるのです。

 現在でもブログをアップすると、本の内容について質問や意見を頂きますが、ごく簡単に言ってしまえば、これらのことをIT技術を使って、もっと効率的に、目的的に行えばいいということです。
 究極的には、読書会もバーチャルな空間で開催するのが可能ということになります。

 人とのリアルな出会いをゼロにすることは出来ない、と私は考えますが、もはやIT技術を使ってかなりのことができるようになっています。

 この本では、具体的なツールやソフトをあげてくださっているので、試してみるのが楽しみです。

 どのようにしたら自分の読書や読書会に活用できるか、考えてみたいと思います。IT系に疎い私にとって、こういう本は最新の方法を勉強できるので、ありがたいです。
 
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 参考ブログ:『本の読み方』
 http://highlyeffective.naganoblog.jp/e172101.html

 参考文献:
 『リーディング3.0』 本田直之 (東洋経済新報社)
 

 『レバレッジ・リーディング』 本田直之 (東洋経済新報社)
 

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