『「戦う自分」をつくる13の成功戦略』を読んで

2011年03月28日

 地震で被災された皆さま、および関係の皆さまに心よりお見舞いを申し上げます。

 お亡くなりになった皆さま方には、謹んで哀悼の意を表し、御冥福をお祈りいたします。
 
 さて、『「戦う自分」をつくる13の成功戦略』は、リーダーシップの権威として、アメリカで最も信頼されているというジョン・C・マクスウェルが、夢を実現するための13の戦略を伝授してくれる本です。

 ワタミの元会長である渡邉美樹さんは、マクスウェルがお好きなようで、前にご紹介しましたマクスウェルの『「人を動かす人」になるために知っておくべきこと』と同様、この本でも監訳を担当されています。

 監訳者の前書きで、「この本を読んでもう「夢」に関する本を書くのはやめようと思った。なぜなら、この本にはすべてがある。」と賛辞を贈っています。

 いろいろな方の言葉が引用されています。私が感動したものを引用いたします。

 「たとえ命を投げ出してでも達成したい目標がみつからないなら、生きている意味がない」
                  (マーチン・ルーサー・キング牧師)


 「目に引くものは数多いが、心ひかれることは数少ない。追い求めるべきは心ひかれることだけである」
                  (ジャーナリスト ティム・レモンド)

 「美徳や卓越性があるから正しい行動がとれるのではなく、正しい行動をとるから美徳や卓越性が身につくのだ。繰り返して行う行動が、その人の人となりを表す。つまり卓越性とは、一つの行動ではなく、習慣である」
                  (アリストテレス)


 「精神生活のない人間は環境の奴隷だ」
                  (アンリ・フレデリック・アミエル)

     
 暗記したくなるような引用文がたくさん掲載されています。文章も論理的で分かりやすいです。

 厳しい状況のときこそ、このような本を読んで、勇気を出してほしいと思います。

 この本の英語名は”Talent is never enough”です。我々もまだまだ力を発揮できると思います。

 被災されている皆さまに一刻も早く平和が戻りますことを心よりお祈りいたしております。

 参考文献:『「戦う自分」をつくる13の成功戦略』 ジョン・C・マクスウェル (三笠書房)
 

 参考ブログ:『「人を動かす人」になるために知っておくべきこと』を読んで
 http://highlyeffective.naganoblog.jp/e661065.html

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