会社は一つのビジョンに共感し、志を共にする人々が集まる場だと思っている。そのビジョンや志を遂げるために、一つの目標に向かって進むことを自分の意志で選んだ人の集う場、それが僕の理想とする会社だ。ただし、同時にそこで働く人達が、それぞれに幸せにならなければ意味がない。それゆえに、きちんと利益を上げることを絶対に忘れてはならないのは、改めていうまでもないけれど。
会社とはひとつの場なのだ。わかりやすくいえば、相撲の土俵のようなものだ。主人公は、その上で相撲を取る社員であって、土俵そのものではない。
三木谷浩史著『成功の法則 92ヶ条』より引用
三木谷さんのイメージされている会社の姿は、とてもわかりやすいですね。共感いたします。
ひとつの目標に向かって進むことを、「自分の意志で選んで」集う場である、というところに、私は企業という組織の力と可能性を感じました。
会社が相撲の土俵だと考えるなら、経営者に課せられた仕事は土俵づくりです。
従業員が活き活きと力を発揮することができ、たくさんのお客さまが集まってくる、常に清められ輝く土俵を作っていくことだ、と思いました。

参考文献:『成功の法則 92ヶ条』 三木谷浩史 (幻冬舎)
ビジネス読書会、開催します
第二回上田ビジネス読書会は、平成23年2月16日水曜日 午前6時半より、上田市のささやにて開催します。課題図書は酒井穣著『新しい戦略の教科書』です。詳しくは右のお知らせ欄をご覧ください。年齢男女問いません。ご参加お待ちしております。
参考ブログ:
『ビジネス読書会、開催しました!』
http://highlyeffective.naganoblog.jp/e648104.html
「『あたらしい戦略の教科書』を読んで」
http://highlyeffective.naganoblog.jp/e614050.html
Hitoshi Yonezu at 10:00
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