仏教には、四無量心とよばれる「慈悲喜捨」の考え方があります。慈悲喜捨の考え方を実践して、感謝の気持ちで生きることによって、心の奥の奥にある畑が豊かになっていくといいます。
「捨」とは、人の役に立ったことを忘れることです。
参考ブログ:
『慈悲喜捨』
http://highlyeffective.naganoblog.jp/e271733.html
『見返りを求めない』
http://highlyeffective.naganoblog.jp/e350326.html
さて、前にこのブログで御紹介しました『それでもなお、人を愛しなさい』の逆説の10カ条の第4条は、次のようなものです。
今日の善行は明日になれば忘れられてしまうだろう。
それでもなお、良いことをしなさい。
参考ブログ:
『それでもなお人を愛しなさい』
http://highlyeffective.naganoblog.jp/e175889.html
ごみを拾う、他の車を優先させる、他人のためにドアを開けてあげる、人からは見えないところ、気づかれることのないところでしっかり仕事をする・・・
これらの事は誰からも評価されることがありません。
しかし、自分だけにはわかることなのです。
人のために役立つことをしたら忘れる・・・
よいことをして忘れられても、またよいことをする・・・
この二つの考え方はよく似ているな・・・と考えておりました。

参考文献:『それでもなお、人を愛しなさい』ケント・M・キース(早川書房)
私の友人のうぇぶやjun8こと草間さんが私の信毎の記事をブログでとり上げてくださいました。
http://blog.web8.co.jp/e547308.html
ありがとうございました。
Hitoshi Yonezu at 10:00
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