企業経営においては仕組みが大切なのではないかと思い、いままでいろいろな角度から、仕組化やマネジメントについて、このブログでご紹介してきました。
以下に掲出しましたブログが「仕組み」に関連するものですので、お時間のあるときにご参照ください。
『リーダーシップとマネジメント』
http://highlyeffective.naganoblog.jp/e280497.html
『家業とマネジメント』
http://highlyeffective.naganoblog.jp/e282327.html
『「戦う組織の作り方」を読んで』
http://highlyeffective.naganoblog.jp/e285566.html
『経営の方程式』
http://highlyeffective.naganoblog.jp/e321031.html
『マネジメントの概念』
http://highlyeffective.naganoblog.jp/e331575.html
『社長の能力に頼る経営』
http://highlyeffective.naganoblog.jp/e351616.html
『社長は「人」に頼るな、「仕組み」をつくれ!』は、著者の経営する企業の仕組みを具体的に明かしてくれている書籍です。
仕組みにはならない部分を仕組みとしていたり、もう少し詳しく知りたい部分が大まかに書かれたりしていますが、自社の秘密を教えてくださっているのですから、このくらいは仕方ないでしょう。間違いなく価値のある本です。
プロローグの章で、社内の部門間のバランスが悪いと経営がうまくいかないという経験談が紹介されていました。
会社全体の実力は、社内の最も力の弱い部門に近づく、といいます。営業に100の力があったとしても、商品に50の力しかないとしたら、会社の実力は50のレベルになってしまうということです。
部門間のバランスということでは、当社でも似たような経験がありました。弱い部門のレベルを確実に上げられる仕組みの必要性を感じています。
さらっと書かれた文章がとても分かりやすく、読みやすいです。私は昨夜、家に帰ってから、1時間で読みました。
中小企業の経営者の皆さま、ぜひご一読くださいませ。

参考文献:『社長は「人」に頼るな、「仕組み」をつくれ!』 山田博史 (中経出版)
Hitoshi Yonezu at 10:56
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