高橋政史さんのご著書『必要な知識を15分でインプットできる速読術』を拝読いたしました。
この本は、高橋さんの前著『すべての仕事を紙1枚にまとめてしまう整理術』のなかで紹介されていたキラーリーディングを詳しく解説したものといえます。
参考ブログ:『すべての仕事を紙1枚にまとめてしまう整理術』を読んで
http://highlyeffective.naganoblog.jp/e762540.html
「行動」「解決」「視点」「原則」など7つの読み方に細分化して、目的に応じた速読術が解説されています。
一般的な速読術のように眼の動きなど身体の機能に頼る読み方ではなく、手順に従って読んでいくものです。そういう意味では「速読術」ではありません。
ここで求めているのはあくまでも成果につなげる読書です。読むだけの読書では知識は増えても仕事の成果にはつながらないということで「読み、書き、プレゼン」がワンセットになった「整読」をすべきだとのことです。
高橋さんの提案されている「整読」とは次のようなものです。
本を一冊15分で読む。
本から得た情報を紙一枚にまとめる。
その内容を自分の言葉で、人に的確に伝える。
あるいは、実際のアクションに落とし込む。
『必要な知識を15分でインプットできる速読術』より引用
高橋さんの速読術は仕組みとして形になっていてすばらしいと思います。
私も同じような方法で読んでいますが、ここまできちんとまとめていないです。私はサービス業でプレゼンの機会も少ないですから、もっと簡単な方法を使っています。
とはいえ高橋さんのように本が読めたら生産性はかなり高くなると思います。みなさまもぜひご参考になさってください。

参考文献:『必要な知識を15分でインプットできる速読術』
高橋政史 (クロスメディア・パブリッシング)
Hitoshi Yonezu at 10:00
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