松下幸之助さんの『道をひらく』より引用します。
人間にとって、人生を歩む上において、身につまされるということはやはり大事である。
そしてこれはなにも個人の身上のことだけではない。身につまされる思いで、おたがいのまわりを、もう一度よくみまわしたい。おたがいのこの国日本のことも、わが身につまされる思いで、もう一度よく考えてみたい。反省してみたい。
松下幸之助著『道をひらく』より引用
「身につまされる」という言葉を改めて調べてみますと、次のように解説されていました。
わが身にひき比べられる。特に、他人の不幸などがひとごとでなく思われる。(広辞苑)
今年は東日本大震災、長野県北部地震、ニュージーランドの地震、新潟、福島の大雨災害、タイの洪水などの天災をはじめとして、原発問題、ユーロ問題、財政問題、TPP問題など、大変な事件がたくさん発生しました。
身につまされることが本当に多いです。
私には力になれないことばかりで情けない気がいたします。当事者の方のご苦労を思い、ご尽力に感謝して、よく反省したいと思います。

参考文献:『道をひらく』 松下幸之助 (PHP研究所)
Hitoshi Yonezu at 10:00
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