『仕事ができる社員、できない社員』を読んで

2011年10月05日

 『仕事ができる社員、できない社員』は、トリンプ・インターナショナル・ジャパンの元社長で、同社を19期連続増収増益に導いた吉越浩一郎さんが、会社で必要とされる人物像について述べた本です。

 アメリカ軍において上司としてリーダーとして必要とされているもので、一流のビジネスマンを目指す人が必ず身につけておかなければならない能力は、「分析力」「常識力」「判断力」の三つだそうです。

 この三つを磨くためには、暇をみてはいい本を読むことだ、と吉越さんは述べています。

 どんな本がよいかという問いには、

 「自分の実力より少し上のレベルの面白そうと思える内容が書いてある本を読みなさい」


 とのことです。

 また、

 本を読んでただ言葉を理解するだけでなく、それを自分の経験とリンクさせていく努力ができる人が、本当に「本をよく読む人」であり、「本を仕事に生かす人」なのです。


 とも述べておられます。
 
 私も、ビジネス読書をただの趣味にせず、学んだことを仕事や人生で実践していこう、といつも考えてはおります。

 私にとって、経営者の方が社員や一般ビジネスパーソンに向かって書いているような内容の本は、社員として指導されているような立場で読むこともできますし、規模や実力は大違いですが、同じ経営者の立場としても読むことができます。

 社員の立場で読むときには、指摘されている内容が出来ていないと、自分の未熟を恥じます。

 経営者の立場として読むときは、自分の考えと比較しながら読むと、「そうだ!その通りだ。もっと言ってほしいなあ!」という部分があったり、「そうは思わないなあ・・・」という部分もあったり、違いを感じることができて面白いです。

 みなさまもどうぞご参考になさってください。

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 参考文献:『仕事ができる社員、できない社員』 吉越浩一郎 (三笠書房) 
 

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