信頼される人

2011年08月19日

 仕事はできるのに、部下から信頼されていない管理職・・・・・・
 
 社内会議でよく問題になる話題です。

 このままにしておくわけにはいきません。

 なぜそうなってしまうのか、その人物の行動や言動を詰めていくと、その人自身に問題があることが多いのです。

 どんなに仕事ができても、周りの人と信頼関係を結べないようでは、管理職の仕事は全うできません。

 般若心経の「空」の考え方でいえば、本来、人間と人間との関係は透明であり、何の色もついていないはずです。

 そこに自分が選んだ形で関わり合いをもつことによって、関係性の実体が生まれてきます。

 信頼関係ができない、信頼関係が崩れてしまったというのは、相手に対してそうなるように関わり合いをもったからです。すべては自分の問題なのです。

 元経団連会長の土光敏夫さんは、信頼される人の行動基準として次の五ヶ条を挙げています。
 
 一、相手の立場にもなって物を考える

 一、約束をきちんと守る

 一、いうことと行うことを一致させる

 一、結果をこまめに連絡する

 一、相手のミスを積極的にカバーする

              土光敏夫著 『[新訂]経営の行動指針』より引用


 これをみると、問題のある社員にはやはり出来ていないことが多いです。特に、一番目、三番目、五番目です。

 自分で自分のことを気付くのはなかなか難しいです。

 うちの社員たちは謙虚に自戒し、理解してほしいことです。

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 参考文献:『[新訂]経営の行動指針』 土光敏夫 (産業能率大学出版部)
 

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