仕事を楽しむ

2011年06月26日

 仕事ができる人は、仕事を楽しむ。すべてが面白いわけではない。決まりきったこともしなければならない。決まりきったことは山ほどある。ピアノの巨匠は毎日三時間以上弾く。面白くはなくとも弾かなくてはならない。面白くはなくとも、四十年経ってもさらに進歩していることを実感する。あるピアニストは「指に命が宿るまで」といった。決まりきったことでも楽しむことはできる。

            『ドラッカー365の金言』 6月26日の節より引用


 いつものごとく、ドラッカーの訳文は、分かりやすそうにみえるのに、分かりずらくて難解ですね。

 もう少し分かりやすい文章にならないものだろうか・・・といつも考えてしまいます。(いちばんの原因は私の能力不足でしょうが・・・)


 決まりきったことでも、やり続けることによって楽しくなる・・・

 ピアニストの指に命が宿るように、私も、例えば掃除をする手の先に命を宿らせる・・・

 この場所の掃除なら、自分が最も上手で、最もきれいにできる人間であるように・・・

 ここを使う人が喜んでくれることを想像して・・・

 こう考えれば、どんなルーティンワークにも喜びが生まれるのではないかと思います。

 仕事のほとんどは「決まりきったこと」だと思いますが、

 その先にあるものを想像できるか?

 そこに命をこめられるかどうか?

 心がけたいことです。

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 参考文献:『ドラッカー 365の金言』 P.F.ドラッカー (ダイヤモンド社)
 

 Hitoshi Yonezu at 10:00  | ドラッカー

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