素直な心とは、私心なくくもりのない心というか、一つのことにとらわれずに、物事をあるがままに見ようとする心といえるでしょう。そういう心からは、物事の実相をつかむ力も生まれてくるのではないかと思うのです。だから、素直な心というものは、真理をつかむ働きのある心だと思います。物事の真実を見極めて、それに適応していく心だと思うのです。
『松下幸之助 成功の金言365』 3月6日の節より引用
素直な心といえば、何となく受動的で消極的なイメージがあります。
例えば、素直な子供といえば、よい子であることは間違いないと思いますが、おとなしくて従順な子を思い浮かべてしまいます。
松下幸之助さんは、素直な心は物事をあるがままに見ようとする心であり、そういう心からは、物事の実相をつかむ力が生まれてくるといいます。
この説明を聞くと、素直な心とは、透き通ってきれいな水をたたえた美しい湖のような、深く力強い心であると思えてくるのです。
静ではありますが、おとなしいというよりむしろ積極的な心です。
素直とは力であると思えるのです。

参考文献:『松下幸之助 成功の金言365』 松下幸之助 (PHP研究所)
第三回上田ビジネス読書会のお知らせです。
平成23年3月16日水曜日 午前6時半より、上田市のささやにて開催します。課題図書は冨山和彦著『挫折力』です。この本は、立場によって反論異論も出る本だと思いますが、あえて取り上げました。
年齢男女問いません。難しい話はしません。課題図書について、共感できるところ、納得できないところなどをお互いに話し合い、理解を深め、人生に役立てていく会です。詳しくは右のお知らせ欄をご覧ください。
現在の参加者は5人(うち1人は女性)です。
御連絡は右の「オーナーへメッセージ」から、私にメールをください。
ご参加お待ちしております。
参考ブログ:
「『挫折力』を読んで」
http://highlyeffective.naganoblog.jp/e676108.html
「第二回上田ビジネス読書会開催しました。」
http://highlyeffective.naganoblog.jp/e668222.html
Hitoshi Yonezu at 10:00
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