残念でない人の残念な思考法

2010年11月24日

 昨日のブログで、『残念な人の思考法』という本をご紹介しました。

 参考ブログ:『残念な人にならないように』
 http://highlyeffective.naganoblog.jp/e609745.html

 この本は、プロローグで、新幹線の中で偶然に見かけた大企業の社長のすごい仕事ぶりを取り上げ、その社長にとって人生のプライオリティは仕事であろうし、自分もそうだから、人生のプライオリティは仕事である、と話を展開しています。
 
 家族、趣味、夢は、仕事がうまくいってこそ得られるサブセットである、とまで言いきっているのです。

 サブセット(subset)とは、部分集合のことですから、仕事という大きな集合体の中に、家族、趣味、夢という小さな集合体が包含されているという考え方です。

 はっきり言ってしまえば、仕事ができなければ、その中に含まれる家族も、趣味も、夢も、大きくなり得ないということです。

 こういうことを断言できるのは、仕事で成功され続けてきたからなのでしょうね。

 社会で一般的に望まれている姿はそうなのかもしれませんが、私は病気で人生を断たれた人や、仕事はそこそこでも趣味に生きている人など、仕事が人生の中心でない人もたくさん見ていますので、こういうことを言えるような気持ちになれません。

 仕事が人生のプライオリティかどうか?みなさまにとってはいかがでしょうか。

 うちの社員たちなら、「社長はそんなことを言っても、仕事ばかりしている・・・」というかもしれません。

 『7つの習慣』を読むと、また全然違うことが書いてありますから、それも参考にされたらよいですね。
 
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 参考文献:『残念な人の思考法』 山崎将志 (日経プレミアシリーズ)
 
 
 『7つの習慣』 フランクリン・R・コヴィー (キングベアー出版)
 

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