懸命な思い

2010年09月07日

 懸命な思いこそ、起伏があろうと、坦々としていようと、ともかくもわが道を照らす大事な灯なのである。
 
             松下幸之助著『道をひらく』より引用



 人は自分が信じてもいないことに、努力できるはずがありません。強烈な願望を描き、心からその実現を信じることが、困難な状況を打開し、ものごとを成就させるのです。

            稲盛和夫著『心を高める、経営を伸ばす』より引用



 松下幸之助さんは松下電器産業、現在のパナソニックの創業者で、戦後の日本経済をけん引した伝説の経営者です。

 稲盛和夫さんは、京セラを創業した偉大な経営者で、いまは、請われて日本航空の再生に取り組んでおられます。    

 稲盛さんの御本には、松下さんの話が出ててきます。どういうご関係だったのか詳しくは分かりませんが、京セラがいまほどの大企業ではなかったころから、稲盛さんは松下さんから学んでこられたようです。

 そういうつながりあるからでしょう、松下さんの書かれたものと稲盛さんの書かれたものには、近しさを感じます。私は御本を拝読して、お二人の考え方を大切に学んでおります。
 
 いまでは、日本的経営という言葉は死語になりつつありますが、制度とか方法のことではなく、偉大な日本の経営者が考えていることこそが、日本の経営ではなかろうか・・・そんなことを考えておりました。

 参考文献:
 『道をひらく』 松下幸之助 (PHP研究所)
 

 『心を高める、経営を伸ばす』 稲盛和夫 (PHP)
 

 Hitoshi Yonezu at 10:00  | 松下幸之助

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