集中豪雨と円い月

2010年08月28日

 昨日の夕方もそうでしたが、今夏の上田には、雷鳴とともに、集中豪雨が何度も何度も、繰り返し襲ってきました。
 
 浸水などの災害にあわれた方には、心よりお見舞いを申し上げます。


 たいていの場合は、夕方に恐ろしい勢いで雨が降ったあと、その事はけろりと忘れたかのように、一転して静かな夜になりました。

 さっきのあの恐ろしい雨は、いったい何だったんだ・・・と思うことが何度もありました。




 昨日の深夜、ある会合が終わってお店を出た後、しばらく歩いてから傘を忘れたことに気がつきました。

 お店に戻り、傘を手にして、空を見上げると、少しの雲と、円いお月さまが輝いていました。


        あの月をとってくれろと泣(なく)子哉      小林一茶 


 月がこうこうと輝いていて、空はきれいな藍色に染まっています。

 月を見ながら、あーよかったなー、とつぶやき、家路を急いでおりました。

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 参考文献:『季語集』 坪内稔典 (岩波新書)
 

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