小宮一慶さんの『ビジネスマンのための「勉強力」養成講座』によれば、「ひらめき」は論理的思考から出てくるものだそうです。
他の人が思いつかないような引き出しを開くことができるかどうかは、論理的思考力の深さにかかっているといいます。
論理的思考力が高いことと、徹底して仕事ができることはパラレルだそうですから、論理的思考力を高めれば、仕事の能力も上がるというわけです。
先輩のみなさまのお仕事を拝見させて頂くと、そもそも能力が高くて、勉強などされなくても会社を力強く引っ張っているすごい経営者の方がたくさんおられます。
私のような平凡な人間は、何をするにもコツコツと積み重ねていかねばなりません。
そのために本を読んだり、人の話を聞いたり、先生を招いて勉強会を開いたりしています。
論理的思考力を高めるには、例えば学術論文を書いたりすればよいのでしょうが、一般の方にはそんな機会はありませんから、小宮さんもおっしゃっているように、難しい本を丁寧に読んでいくのが良いのでしょうね。
勉強すること自体は目的ではなくて、あくまでも手段ですが、勉強を続けているうちに、勉強も苦痛ではなくて、楽しくなってきます。私の友人たちも毎月の勉強会を楽しみにして、熱心に学んでいます。
そういう姿を見ると、自分も遊んではいられないな・・・と感じます。
最終的には、自分の人格を高めて、周りの人をハッピーにできるようになりたいと思います。

参考文献:『ビジネスマンのための「勉強力」養成講座』 小宮一慶 (ディスカバー携書)
Hitoshi Yonezu at 10:00
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