『儲ける社長の「頭の中」』を読んで

2010年06月27日

 部下に任すべき仕事を上司がやるというのは、マネージャーに脱皮できていない古参ワーカーの「自分は働いていますよ」というアピールする、アリバイ作りの場合が結構多い。ポジションが上の人は、その肩書きがなくてはできないようなスケールの大きな仕事を見つけていくべきなのです。
         
                 『儲ける社長の「頭の中」』より引用


 『儲ける社長の「頭の中」』は、「賢者の選択」というテレビ番組でも紹介され、30年間増収増益、「異色の経営戦略家」として知られる、株式会社にちほシンクタンクの川合善大社長が書かれた書籍です。

 川合社長は、週一回の出社で、年収8,000万円を稼いでおられるそうです。

 異色といわれるだけあって、私のような凡人の枠を超える大変ユニークな発想をされています。

 例えば、「売ってはいけない部」の新設、業者からの請求書は見ないこと、「報告」「連絡」「相談」は弊害の方が大きいこと、営業日報は書かせないこと、社長は社内管理はしないこと、などなど。

 これらのアイデアのもとは、貧しかった子供のころ、お母さんの仕事のお手伝いをしながら教えてもらった経営法則にあるそうです。

 一般的に正しいと思われている経営の原則とは逆の事を主張されており、「えっ、どういうこと?」と興味津津に、どうしても先を読みたくなります。

 その理由を読んでみると、切り口が新鮮で、かつ論理整合的で、結構納得できるのです。

 この時代を乗り切っていくために、今までどおりの発想ではなく、常に新しい視点で発想をしていきたいと思います。

 経営者の方はぜひご参考になさってください。

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 参考文献:『儲ける社長の「頭の中」』 川合善大 (かんき出版)
 
 川合社長のブログ:
 『戦わずして儲ける。』 http://ameblo.jp/nichiho

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