●もしうまくいかなかったら恥ずかしい思いをするのではないかと恐れるより、もしかして成功するかもしれないチャンスを逃してしまうことを恐れよう。「ひょっとしたら・・・していたかも」という言葉ほど寂しいものはない。
●失敗とは、あなたの挑戦は愚かだったという意味ではなく、あなたは勇気をもって成功と失敗の結果を体験したという意味だ。失敗とは、決断が間違っていたのではなく、別の決断をくだすべきだったと考えよう。
●失敗とは、これでおしまいだという意味ではなく、別の新しいことに挑戦するチャンスを与えられたということだ。
『いかにして自分の夢を実現するか』より引用
仕事でも、恋愛でも、スポーツでも、友人関係でも、親子関係でも、大なり小なり、誰にでも失敗の経験はあると思いますが・・・
失敗してもっともよくないことは、気持ちが折れてしまったり、考え方が後ろ向きになってしまうことです。前へ進むことができません。
失敗したことを思い返しては、頭の中で、心の中で、逡巡してしまいます。悪い想定ばかりをするようになります。
失敗してしばらくは、そう考えてしまうのも仕方ないでしょう。
でも、整理がついたら、失敗は失敗として反省し、改善し、もう次のステップへ進んでいく方がよいのです。
「失敗してよかった・・・あの失敗で、自分は○○を学ぶことが出来た・・・失敗した意味があったんだ・・・」
失敗したことに感謝するようにします。
そして、失敗の経験を自分の人生の力の源として積み上げていったらいいと思います。

参考文献:
『いかにして自分の夢を実現するか』 ロバート・シュラー著 稲盛和夫監訳 (三笠書房)
Hitoshi Yonezu at 10:00
| 読書感想