スミレの芳香は

2010年05月06日

 スミレの芳香は

 マーク・トウェインは、「赦しとは、踏みにじられたスミレの花がそのかかとに放つ芳香である」と書いています。
 許すことは、きわめて勇気のある行為です。それは、人生の質を高めるいちばんいい方法のひとつでもあります。自分を不当にあつかった人について考えている一分は、もっとずっと価値があるもの、つまり、あなたを助けてくれる人びとを引き寄せるためについやすべき時間から一分を奪っていることになるのです。

                 『3週間続ければ一生が変わる』より引用


 踏みにじられたスミレが、「赦す」という思いで芳香を放っていると考えると、スミレに対して本当に申し訳ない気持ちになってしまいますね。

 大なり小なり、誰にでも、過去の経験から、心に引っかかっていることはあるのではないでしょうか。

 私も「〇〇のあのときのあの行為は・・・」と昔のことが、フラッシュバックのごとく、ふっとよみがえってくることがあります。

 そして「いかん、いかん、忘れよう、自分がいけなかったんだ」と打ち消すようにしています。

 悪いことを思いだして、今すべきことを躊躇してしまうのは本当にもったいないことですね。その、思い出している時間さえもったいないです。

 昔のことはすべて赦して、よいことだけを考えるようにしたいですね。
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 参考文献:『3週間続ければ一生が変わる』 ロビン・シャーマ (海竜社)
 

 Hitoshi Yonezu at 10:00  | Comments(2) | 読書感想

この記事へのコメント

マリリン |2010年05月06日 11:26

こんにちは
お久しぶりです。スミレの花の写真綺麗ですね。
一面にスミレの花があるの忘れて、ふんずけてしまったきよくがあります。スミレにごめんねと謝った時は、体重の重みで花は、駄目になってしまってます。小さな花で良く分かりません。社長さんもこんな事とか無いですか?
ここ数日暑いですね

米津仁志米津仁志 |2010年05月06日 18:26

マリリンさま

いつもありがとうございます。

この写真は、ある考えられないような場所で、
砂利の中からいきなスミレらしき花が咲いていたので、
頑張っているなーと、思わず撮ったものです。

もう踏まれて潰れてしまっていたのもありました。
それがスミレの赦しだったのですね。

それでは、失礼いたします。

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