小さな損失と小さな利益

2010年03月22日

 商人は一旦の利に誇ることなく、一旦の損に驚くこと勿れ。ただ恐れ慎むべきは、日々、月々、軽々の損なり。唯だ希(こいねが)い望むべきは、連綿不断、軽々の利なり。
                        『福澤諭吉 人生の言葉』より引用


 福澤先生は、商売をするものとして、恐れ慎むべきは軽々な小さな損失の積み重ねであり、逆に大切にすべきものは連綿として入ってくる小額の利益だ、とおっしゃる。

 うちの会社でも、小さなことを気にしないで、物事を大雑把に捉える社員を見かけることがあるが、それでは商売にならないのである。

 几帳面に仕事をしてほしい。

 商売をいつまでも活き活きと続けていくためには、こんな小さなことも!?と驚くくらい、小さな小さな努力の積み重ねが必要なのだ。   
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 参考文献:『福澤諭吉 人生の言葉』 藤原銀次郎 (実業之日本社)
 

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