マネジメントの仕事ぶり

2010年03月20日

 収益とは、マネジメントの仕事ぶりの尺度ではなく、事業の成果の尺度である。事業の成果は、前任のマネジメントの仕事ぶりの結果である。マネジメントの仕事ぶりとは、主として明日に備えて優れた仕事をすることを意味する。
             『ドラッカー 365の金言』 3月20日の節より引用


 ドラッカーの言葉から分かることは、よいマネジメントをしているからといって、すぐに収益が上がるわけではないということです。

 マネジメントの成果は、事業の成果として時間の経過とともにだんだんと現れてきます。そのあとにようやく収益となるのです。

 眼の前が荒れ果てているときには、何が何でも改善して、すぐに結果に結び付けたいと思うのが人情です。

 しかし、マネジメントは明日に備えた仕事です。そんなに早くは進みません。

 心を落ち着けて、一から出直します。着々と、コツコツと進めていくしかないのですね。
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 参考文献:『ドラッカー 365の金言』 P.F.ドラッカー (ダイヤモンド社)
 

 Hitoshi Yonezu at 10:00  | Comments(0) | ドラッカー

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