友人を接待する?

2010年03月10日

 「接待」と言えば、お世話になっているお客様を高級なフレンチや料亭などに、うやうやしくお連れするというイメージが強いのですが・・・
 
 『東京接待奉行』は、飲食店を紹介するグルメガイドですが、一般的な「接待」のイメージとは違って、社内外の仲間を喜ばせるために食事に誘う、というコンセプトでお店が紹介されています。

 「上司を唸らせる飲み屋」、「先輩に教えたい旨い食事処」、「女性上司と食事会」、「後輩を連れて行くならここ!」などのカテゴリーで飲食店が紹介されているのです。
 
 紹介されているお店も、ラーメン屋さん、カレー屋さん、餃子屋さんなど、ボリュームがあっておいしい庶民的なお店がほとんどです。立ち食いステーキ屋さん、立ち食いそば屋さんなどもあります。

 この著者はお店の選択の基準を、味だけに求めるのではなく、主人や従業員の方の人柄も大切にして選んでおられるようです。

 私は、この本を書店で手にとったとき、一般的には堅苦しくて重い「接待」という言葉を、上司や後輩との日常の食事会に対しても遣っていることがすごい発想だな、と思い、買ってみたくなりました。

 安くておいしいお店を仲間に教えてあげて、短い時間でも一緒に食事が出来たら、楽しいだろうし、そのことを接待と言えなくもないな、と思ったのです。

 私は仕事の関係で、飲食店にはかなり出入りしていると思いますが、それでもこの本に紹介されているお店のほとんどは知らないところでした。穴場的なお店がたくさんあります。

 東京に出張される方は、時間があるときに、この本で紹介されているお店にランチなどで寄ってみてはいかがでしょうか。
 
 グルメガイドは山ほど出ていますし、グルメブログも多いですが、このガイドには、お店を上手に紹介するというよりも、食事の時間を楽しく過ごせる場所は? 人間関係をよくする飲食店は?という著者の想いが感じられたのでご紹介しました。
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 参考文献:『東京接待奉行』 小野員裕 (オークラ出版)
 

 私がブログを書いている、ここナガブロさんがサーバーの増強工事をするため、以下の期間、システム停止になるそうです。
 2010年3月11日 AM11:00 ~ 3月12日 AM5:00
 私はこの期間ちょうど出張しておりますが、書きためたものをいつもどおりにアップしておきます。
 それでは失礼いたします。

 Hitoshi Yonezu at 10:00  | Comments(0) | 読書感想

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