すでに起こった未来

2010年01月12日

 政府、大学、ビジネス、労組、教会のリーダーたる者が意思決定の前提とすべきものが、「すでに起こった未来」である。「すでに起こった未来」を知るには、今日当然としているものに反し、したがって新しい現実をもたらしつつあるものは何かを知らなければならない。 

                       『ドラッカー 365の金言』1月12日の節より引用




 ドラッカーは、「理論が実践に先行することはない」といいます。

 リーダーは、ただ実直に、教科書や教えに従っていればいいのわけではないのです。

 「すでに起こった未来」とはあまりにも現実離れして、遠いところにある言葉のように思いますが、実は身近にあふれているのかもしれません。

 それが眼に入るか、見つけられるかどうか。

 日々の活動のなかで、手触りや感触を大切にして、小さな変化を探り当てていかなければなりません。

 リーダーには、敏感な触角が必要ですね。


 昨夜は近くの中華料理店で横町自治会の役員新年会がありました。自治会の会計は前期末の12月をもって退任させて頂きました。

 今年も皆さまのお役に立てる、よい年にしようと思いました。
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 参考文献:『ドラッカー 365の金言』 P.F.ドラッカー (ダイヤモンド社)
 

 Hitoshi Yonezu at 10:00  | Comments(0) | ドラッカー

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