好きな仲間から離れる

2009年12月05日

 ある人物を評価するに際して最も簡単で確実な方法は、その人物がどのような人々とつきあっているかを見ることである。
 なぜなら、親しくつきあっている人々に影響されないですむ人など、ほとんど皆無と言ってよいからである。
                                『マキアヴェッリ語録』より引用

 日本にも「類は友を呼ぶ」ということわざがありますが、似た者同士は集まりやすいのでしょう。
 会合に参加しても、性格や趣味が自分とかけ離れている人とは話しずらいですから、まずは自分が好きになれそうな人の近くに行ってしまいます。

 しかし、好きな仲間だけで集まっている限り、居心地のよさにおぼれて、自分を変えることはできないのです。

 私のような若造は、偉い人がたくさんおられる会合に参加するのに少々躊躇しますが、参加できることに感謝し、自分の好みだけで判断しないで、出来る限り出かけていこうと思います。

 自ら決断し、変えようと行動しないと、一生このまま、いってしまうでしょう。
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 参考文献:『マキアヴェッリ語録』 塩野七生 (新潮文庫)
 

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