『扉の法則 希望と幸せに満ちた人生の扉をひらく50の鍵』から引用いたします。
チャンスは誰にでも平等に与えられているのだが、心の持ち方がネガティブな人はそれに気がつかないだけなのだ。それに対し、どんなに環境が悪くても、心の持ち方がポジティブな人はチャンスに気づくことができる。(以上引用)
初対面なのに、お話をすると、不平や不満など否定的なことばかりを言う人がいて、びっくりすることがある。そんなにネガティブでは、人が集まってこないだろう。
会議をしていても、総論賛成のようなことを長々と話して、結局は反対と言う人がいる。最近はポジティブ思考をするのが当たり前のようになってきているから、ネガティブな意見を言いいずらくなっているのだろう。
何でもかんでもポジティブに考え、賛成しろというわけではない。そんなことをしたら危険だ。(ポジティブすぎて危険な人もいる)自己責任で、よく考えたうえで判断することだ。
しかし、ポジティブに考えたほうが、明るく楽しく生きることが出来るし、機会も増えるから、幸せになれる確率も高いだろう。
ポジティブかどうかは、もともと生まれもったものではない。心の持ち方一つで変えることが出来るのだ。
この本に、ジョン・E・ロックフェラーの言葉が紹介されている。大財閥を築いたロックフェラーでさえ、もともとは悲観的な考えをもっていたようだ。
「私は悲観的な考えを頭から追い払い、明るい性格になるよう生涯を通じて意識的に努力した」
習慣を変えることで、誰でも明るい見通しをもてるようになれるのだ。

参考文献:『扉の法則 希望と幸せに満ちた人生の扉をひらく50の鍵』 ジェームズ・スベンソン (ディスカバー・トゥエンティワン)
Hitoshi Yonezu at 12:09
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