暑中お見舞い申しあげます。
今朝は第55回ビジネス読書会を開催しました。人数は少なめでしたが、遠くは松本から、合計7名の方にご参加いただきました。
6時30分より朝食です。メニューは、ベーコン、ソーセージ、クスランブルエッグ、サラダ、スープ、フルーツ、OJ、ミルク、コーヒーでした。7時より読書会の開始です。
課題図書はTさんが選んでくださいました。長岡秀貴著『サムライフ』(ポプラ文庫)です。
以下のような感想が出されました。私のメモを掲げておきます。
以前から名前は聞いていたが、よく知らなかったので、この本を読めてよかった。
子供たちの事例をもっと読みたかった。いい話なのにあっさり描きすぎている?
あきらめずに行動し続けること。若い人たちを信じて育てていく。愛情のある人だと思った。
これをよい機会として読むことができた。
現在進行形なので、内容はおおざっぱでもいいかと思った。一人では何もできない。著者の長岡さんだけではなく全員が主人公である。
誤字を発見した。
映画も見た。映画のロケはほとんど上田でなされたようだ。
夢は叶えるためにある。自分を信じて貫き通す。
チーム力が大切だ。
思い立ったら始める。10日で1000冊を売り切ったというのはすごい。
後払いでいい、と言ってくれるサポーターが現在でもいる。
理事長訓示 大人の社会が子供たちの問題を引き起こしている。
人の感想を聞くのは楽しい。
この本を一読してまず感動した。
さらっと書きすぎているなとおもった。長岡さんのバックボーンが知りたかった。
人を集める才能がある。いつか寄付をしたいと思った。近所によい組織があって誇らしい。
知ってはいたが読んだのは初めて。内容とあとがきを読み比べてご本人の成長を感じた。
子供の事例はショックだった。本人を変えるだけでなく周りを変えないとだめだと思った。
ケンジ襲来の章が気になった。若者にやる気や行動力をつけさせること。
思いをもって人間関係を築いていく。
自分に必要な本が、本のほうからやってくる。
言葉ではない愛情をもっている人だ。エネルギーが周りに伝わる。人格形成のときにこういう先生と出会ったら、可能性をもった子になると思った。
親を選んで子供は生まれてくる。
不可能を可能にするのは思い込みなのかもしれない。
幸せは向こうからやってくるものではない。8割動いて2割動く。
うまくいかない、と思わないこと。
今日欠席された方から感想文を頂きましたので、掲載しておきます。
著者の長岡さんは小学校のころ、担任の先生にひどい仕打ちをされつらい思いをし、その経験から、自分の学校を作り、自分のような思いをする子供たちを救いたい。そんな気持ちを小学生のころから持ち続け、そして最終的に本当に学校まで作ったという行動力の持ち主です。
社会の荒波の中、大人を信じても裏切られ、社会の大波の飲み込まれていく子供たち。そんな子供たちをなんとかしたい、そんな思いで学校を始めた長岡さん。自分も子を持つ親として、その想いを共有したいと感じています。
いろいろな人たちにささえられ、自分の想いを形にしていく姿。相談相手に、「まだ大丈夫かな、私?」と聞かれると「大丈夫。これから始めよう」と一緒に進んでいく姿。
そんな人を支える活動の中でも、なんども挫折を経験し、ある人からは「あんたなんか、大学もでて教師になって、そんな恵まれた人に
私たちの気持ちなんかわかるのか。私たちを見下しているんだろう?」とののしられ、それでも、それをバネにさらにその人をささえていく姿、強いです。
一度、公開授業の見学にも行きましたが、長岡さんはじめ、職員の方もキラキラ輝いていてとても素敵な学校だと感じました。
自分も、この学校を微力ながら応援していきたいと思います。
そして、子供たちが健やかに成長していけるような社会を作っていけるよう、自分自身も活動していきたいと思います。
この機会に侍学園のことを知ることができました。このような志の高い学校が上田にあることはありがたいですね。
今日は日差しが大変強いです。夏は朝の時間を有効に使いたいです。
みなさまもよい一日をお過ごしください。ありがとうございます。

第55回ビジネス読書会課題図書
『サムライフ』 長岡秀貴 (ポプラ文庫)
いままでの課題図書
平成23年
1月 『社長の教科書』 小宮一慶 (ダイヤモンド社)
2月 『あたらしい戦略の教科書』 酒井穣 (ディスカヴァー・トゥエンティワン)
3月 『挫折力』 富山和彦 (PHPビジネス新書)
4月 それぞれの好きな本の持ち寄り
5月 『あなたがいなくても勝手に稼ぐチームの作り方』 岡田充弘 (明日香出版社)
6月 『成長するものだけが生き残る』 上原春男 (サンマーク出版)
7月 『「原因」と「結果」の法則』 ジェームズ・アレン (サンマーク出版)
『君に成功を贈る』 中村天風 (日本経営合理化協会)の2冊
8月 『成功は一日で捨て去れ』 柳井正 (新潮社)
9月 『成功の法則92ヶ条』 三木谷浩史 (幻冬舎)
10月 『小倉昌男 経営学』 小倉昌男 (日経BP社)
11月 『はじめての課長の教科書』 酒井穣 (ディスカヴァー・トゥエンティワン)
12月 『道をひらく』 松下幸之助 (PHP研究所)
平成24年
1月 『人生の王道 西郷南洲の教えに学ぶ』 稲盛和夫 (日経BP社)
2月 『経綸のとき 近代日本の財政を築いた逸材』 尾崎護 (文春文庫)
3月 『希望のしくみ』 養老 孟司 アルボムッレ・スマナサーラ (宝島社)
4月 『その他大勢から抜け出す仕事術』 堀場雅夫 (知的生き方文庫)
5月 『夢を叶える夢を見た』 内館牧子 (幻冬舎文庫)
6月 『働く君に贈る25の言葉』 佐々木常夫 (WAVE出版)
7月 『置かれた場所で咲きなさい』 渡辺和子 (幻冬舎)
8月 『成毛眞のマーケティング辻説法』 成毛眞 (日本経済新聞社)
9月 『いのち輝くホスピタリティ』 望月智行 (文屋)
10月 『こうして会社を強くする』 稲盛和夫 (PHPビジネス新書)
11月 『元気と勇気が湧いてくる経済の考え方』 柳川範之 (日本経済新聞出版社)
12月 『こうして会社を強くする』(稲盛和夫著、PHPビジネス新書)
平成25年
1月 『君は、こんなワクワクする世界を見ずに死ねるか!?』
田村耕太郎 (マガジンハウス)
2月 『スモールイズビューティフル』 E・F・シューマッハー(著) (講談社学術文庫)
3月 『2022―これから10年、活躍できる人の条件』 神田昌典 (PHPビジネス新書)
4月 『自分の小さな「箱」から脱出する方法』アービンジャー・インスティテュート(著) (大和書房)
5月 『営業マンは断ることを覚えなさい』 石原明 (三笠書房 知的生き方文庫)
6月 『年収が10倍になる!魔法の自己紹介』 松野恵介 (フォレスト出版)
7月 『世界中で採用されているのに日本人だけが使っていない日本流の働き方』
原マサヒコ (扶桑社)
8月 『二十一世紀残る経営、消える経営』 大久保寛司 (中央公論新社)
9月 「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」
岩崎夏海 (ダイヤモンド社)
10月 『合理性を越えた先にイノベーションは生まれる』
金子智朗 (クロスメディア・パブリッシング)
11月 『ディズニーの魔法のおそうじ』 我孫子薫 (小学館101新書)
12月 『不格好経営 チームDeNAの挑戦』 南場智子 (日本経済新聞出版社)
平成26年
1月 『成長から成熟へ さよなら経済大国』 天野祐吉 (集英社新書)
2月 大雪のため休会
3月 『憂鬱でなければ、仕事じゃない』 見城徹 藤田晋 (講談社+α文庫)
4月 ビブリオバトル
5月 『顧客が熱狂するネット靴店 ザッポス伝説』 トニー・シェイ (ダイヤモンド社)
6月 『こころの処方箋』 河合隼雄 (新潮文庫)
7月 『ワークアンドライフ"アンバランス"の仕事力』田島弓子著(ディスカヴァートゥエンティワン)
8月 『嫌われる勇気』 岸見一郎 古賀史健 (ダイヤモンド社)
9月 『ザ・ビジョン』 ケン・ブランチャード (ダイヤモンド社)
10月 『超訳 論語と算盤』 渋沢栄一(著) 阿部正一郎(翻訳) (総合法令出版)
11月 『人生は勉強より「世渡り力」だ!』 岡野雅行(著) 青春出版社
12月 ビブリオバトル
平成27年
1月 『願いがかなう8つの習慣』 佐藤綾子著(ダイヤモンド社)
2月 『心配事の9割は起こらない』 枡野俊明著(三笠書房)
3月 『実践版 孫子の兵法』 鈴木博毅著 (プレジデント社)
4月 『先送りせずにすぐやる人に変わる方法』 佐々木正悟著(中経の文庫)
5月 『頭がよくなる思考術』 白取春彦 (ディスカヴァー・トゥエンティワン)
6月 『限界はあなたの頭の中にしかない』ジェイ・エイブラハム(PHP研究所)
7月 『サムライフ』 長岡秀貴 (ポプラ社)
8月 持ち寄り図書の紹介
Hitoshi Yonezu at 10:00
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