今朝は第54回ビジネス読書会を開催しました。11名の方にご参加いただきました。
梅雨らしい日が続いております。
6時30分より朝食です。メニューは、カマスの焼き魚、ひじき、しめじ炒め、御飯、味噌汁、つけもの、OJ、ミルク、コーヒーでした。7時より読書会の開始です。
課題図書は私が選びました。ジェイ・エイブラハムの『限界はあなたの頭の中にしかない』(PHP研究所)です。
以下のような感想が出されました。私のメモを掲げておきます。
私が読んだ後、妻も読みたいと言っていた。
頭の中では分かっていても、自分で枠を決めてしまっている。新しいことをする行動を起こせていない。
この手の本は好きだ。一日半で読み終えた。感動して泣きそうになった個所もあった。
p20 あなたの成長を制限するもの 自分の見えている範囲で生きているというのが現実だ。視点を変えると違う人生を生きていかれる。
p21 他の誰かによって人生を管理され、時間の切り売りで報酬をもらっている。この本を読んで、自分で何かをやってみたいという気持ちになった。
全く違う趣味の本を読むこと。いろいろな知識を吸収できる。
辞書を買って1日5つずつ言葉を覚えたという努力はすごいと思った。継続は重要だ。
自分を信じて生きる、存在価値を感じることが大切だ。
なんのためにやるのかが大切だ。
翻訳なのにとても読みやすい。内容を共感している方が訳したのだと感じた。
p39 面接試験の常識
ワークライフバランス
p62 あなたの独自性、才能とは「相手が認めた価値」である。価値に重きをおいて生きること。
限界は自分で決めているのだ、と思った。
人の話を聞くのは大切だ。
p213 人を見るときに、人生で成長を始めたばかりのたくさんの無垢な純粋な子供としてみる。
p82 何のために存在するのか?「あなたが存在する世界を、あなたがよりよくするため」
稲盛さんの「京セラフィロソフィ」を同時に読んでいたが、両方ともよく似ている。日本的こまやかさとアメリカ的おおらかさの違いを感じた。
まず行動する。
他者に貢献する。
p82 何のために存在するのか?「あなたが存在する世界を、あなたがよりよくするため」
チャンスを待つのではなく変化を自分から意識的に起こす。
p62 人から興味を持たれないのなら、まず、人に興味を持ちなさい。心を開いてくれると自分も心を開ける。
基本的に読書は好きだったが、読書会で人の感想を聞くと新鮮な気持ちがする。
伝記を読むといいというアドバイス。ザッポスの本も面白かったのを思い出した。
この本のポイントは三つだ。ビジョン・USP(ユニークセリングプロポジション)・気高く生きる
いまの仕事の状態に合わせて読んだ。
お客さまは得られる結果を求めている。結果が感動的かどうか。
新しいビジネスを作るときに、センターピンをなににするか?を考えていた。
同僚の話を押し切ってしまうことが多いが、よく聞いてあげることが大切だと思った。
選書の際に、菊澤研宗著『ビジネススクールでは教えてくれないドラッカー』(祥伝社新書)にしようか、と迷いました。こちらも強くお勧めしたい本です。
ただ、ドラッカーを読まれていない方には理解が深まらないかもと思ってやめておきました。
ジェイ・エイブラハムの書いていることははドラッカーとも通じています。
p82に「あなたはなぜここに存在するのですか」という問いかけがあります。
「あなたが存在する世界を、あなたが、より良くするため」
感動した一文です。
マーケティングの巨匠と呼ばれる著者が「マーケティングは死んだ」と述べているのも興味深いです。私もまったくその通りだと思います。
よい朝を過ごせました。
みなさまもよい一日をお過ごしください。ありがとうございます。

第55回ビジネス読書会は7月14日火曜日午前6時30分からです。ご参加ご希望の方は右欄の下方にある「オーナーへメール」からご連絡ください。歓迎します。
第55回ビジネス読書会課題図書
『サムライフ』 長岡秀貴 (ポプラ文庫)
第54回ビジネス読書会課題図書:
『限界はあなたの頭の中にしかない』 ジェイ・エイブラハム(PHP研究所)
いままでの課題図書
平成23年
1月 『社長の教科書』 小宮一慶 (ダイヤモンド社)
2月 『あたらしい戦略の教科書』 酒井穣 (ディスカヴァー・トゥエンティワン)
3月 『挫折力』 富山和彦 (PHPビジネス新書)
4月 それぞれの好きな本の持ち寄り
5月 『あなたがいなくても勝手に稼ぐチームの作り方』 岡田充弘 (明日香出版社)
6月 『成長するものだけが生き残る』 上原春男 (サンマーク出版)
7月 『「原因」と「結果」の法則』 ジェームズ・アレン (サンマーク出版)
『君に成功を贈る』 中村天風 (日本経営合理化協会)の2冊
8月 『成功は一日で捨て去れ』 柳井正 (新潮社)
9月 『成功の法則92ヶ条』 三木谷浩史 (幻冬舎)
10月 『小倉昌男 経営学』 小倉昌男 (日経BP社)
11月 『はじめての課長の教科書』 酒井穣 (ディスカヴァー・トゥエンティワン)
12月 『道をひらく』 松下幸之助 (PHP研究所)
平成24年
1月 『人生の王道 西郷南洲の教えに学ぶ』 稲盛和夫 (日経BP社)
2月 『経綸のとき 近代日本の財政を築いた逸材』 尾崎護 (文春文庫)
3月 『希望のしくみ』 養老 孟司 アルボムッレ・スマナサーラ (宝島社)
4月 『その他大勢から抜け出す仕事術』 堀場雅夫 (知的生き方文庫)
5月 『夢を叶える夢を見た』 内館牧子 (幻冬舎文庫)
6月 『働く君に贈る25の言葉』 佐々木常夫 (WAVE出版)
7月 『置かれた場所で咲きなさい』 渡辺和子 (幻冬舎)
8月 『成毛眞のマーケティング辻説法』 成毛眞 (日本経済新聞社)
9月 『いのち輝くホスピタリティ』 望月智行 (文屋)
10月 『こうして会社を強くする』 稲盛和夫 (PHPビジネス新書)
11月 『元気と勇気が湧いてくる経済の考え方』 柳川範之 (日本経済新聞出版社)
12月 『こうして会社を強くする』(稲盛和夫著、PHPビジネス新書)
平成25年
1月 『君は、こんなワクワクする世界を見ずに死ねるか!?』
田村耕太郎 (マガジンハウス)
2月 『スモールイズビューティフル』 E・F・シューマッハー(著) (講談社学術文庫)
3月 『2022―これから10年、活躍できる人の条件』 神田昌典 (PHPビジネス新書)
4月 『自分の小さな「箱」から脱出する方法』アービンジャー・インスティテュート(著) (大和書房)
5月 『営業マンは断ることを覚えなさい』 石原明 (三笠書房 知的生き方文庫)
6月 『年収が10倍になる!魔法の自己紹介』 松野恵介 (フォレスト出版)
7月 『世界中で採用されているのに日本人だけが使っていない日本流の働き方』
原マサヒコ (扶桑社)
8月 『二十一世紀残る経営、消える経営』 大久保寛司 (中央公論新社)
9月 「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」
岩崎夏海 (ダイヤモンド社)
10月 『合理性を越えた先にイノベーションは生まれる』
金子智朗 (クロスメディア・パブリッシング)
11月 『ディズニーの魔法のおそうじ』 我孫子薫 (小学館101新書)
12月 『不格好経営 チームDeNAの挑戦』 南場智子 (日本経済新聞出版社)
平成26年
1月 『成長から成熟へ さよなら経済大国』 天野祐吉 (集英社新書)
2月 大雪のため休会
3月 『憂鬱でなければ、仕事じゃない』 見城徹 藤田晋 (講談社+α文庫)
4月 ビブリオバトル
5月 『顧客が熱狂するネット靴店 ザッポス伝説』 トニー・シェイ (ダイヤモンド社)
6月 『こころの処方箋』 河合隼雄 (新潮文庫)
7月 『ワークアンドライフ"アンバランス"の仕事力』田島弓子著(ディスカヴァートゥエンティワン)
8月 『嫌われる勇気』 岸見一郎 古賀史健 (ダイヤモンド社)
9月 『ザ・ビジョン』 ケン・ブランチャード (ダイヤモンド社)
10月 『超訳 論語と算盤』 渋沢栄一(著) 阿部正一郎(翻訳) (総合法令出版)
11月 『人生は勉強より「世渡り力」だ!』 岡野雅行(著) 青春出版社
12月 ビブリオバトル
平成27年
1月 『願いがかなう8つの習慣』 佐藤綾子著(ダイヤモンド社)
2月 『心配事の9割は起こらない』 枡野俊明著(三笠書房)
3月 『実践版 孫子の兵法』 鈴木博毅著 (プレジデント社)
4月 『先送りせずにすぐやる人に変わる方法』 佐々木正悟著(中経の文庫)
5月 『頭がよくなる思考術』 白取春彦 (ディスカヴァー・トゥエンティワン)
6月 『限界はあなたの頭の中にしかない』ジェイ・エイブラハム(PHP研究所)
7月 『サムライフ』 長岡秀貴 (ポプラ社)
Hitoshi Yonezu at 10:00
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