今朝は第50回ビジネス読書会を開催しました。8名の方にご参加いただきました。
朝6時頃にはだんだんと明るくなってきますね。
6時30分より朝食です。メニューは、レンコンサラダ、ベーコン、ソーセージ、スクランブルエッグ、スープ、パン、バター、ジャム、OJ、ミルク、コーヒーでした。7時より読書会の開始です。
課題図書はEさんの選んでくださった桝野俊明著『心配事の9割は起こらない』(三笠書房)です。著者は僧侶、庭園デザイナー、多摩美術大学教授という三つの肩書を持つ方です。禅の教えに基づいて生き方を説く本です。
以下のような感想が出されました。私のメモを掲げておきます。
題名の内容が書いてなかった。
p62 朝を大事にする
1分を縮めようとして悪い運転をする人がいる。いい車を持っている方は道を譲ってくれる。道を譲ってくれる人は余裕がある。
p170 恕の精神
自己啓発の教えはどれもよく似ている。過去何百年の積み重ねがこのような教えになるのだろう。
正論を振りかざさない。相手を言い負かすようなことを言ってしまうと、一日心にわだかまりのようなものができてしまう。誠意を尽くした行動ができればいいと思う。
朝の時間を有効に使うと有意義だ。
夜心配事を考えると、ネガティブになってしまうことが多い。
p198 なくしてしまった若さに重いをはせると焦りや不安が生じる。若い人が焦っているのは経験を積んだ今だからわかることだ。
子供のころは大人になったら楽になると思っていたが、大人になったらそれはそれでハードルがあった。
p3 喫茶喫飯 余計なことを考えず、お茶を飲むこと、ご飯を食べることに集中する。
p25 持ち物を減らす。
p53 あせらない、あわてない。毎日一回立ち止まる。
タイトルの内容に触れていないので、売るためのタイトルか・・・と思った。内容はよかった。一話ごとに章立てだったので読みやすかった。
朝の時間の使い方
p106 いい言葉を使う。感謝の言葉はよく考えないと出てこないなあ、と感じた。
ある本に、なりたい自分の姿を書いて持ち歩くことを進めていた。潜在意識に語りかけることだろう。
p62 朝を大事にする。
p86 夜は静かに過ごす。夜にやりたいことをやりすぎると、朝起きられず悪循環になる。
いまの自分は情報を入れすぎていて、考えすぎている。行動をして失敗をしてそこから学ぶほうがいいだろう。
おかげさま、ありがとう、と言える状態でありたい。
いい言葉をつかう。波動的にもいい作用があるらしい。
章の名称が母の言うことと同じだった。母はすごいと思った。
p22 ご先祖様に手を合わせる。
お寺に行くと願い事をするのではなく、感謝をするという習慣が小さいころからあった。
p40 潔い人になる。
p43 「いい加減」を心得る。自分にとっても人にとっても「いい加減」であるようにしたい。
恕・・・高校の先生に教わったことがある。
自分のなかに不安があったのでこの本を読んでみた。
p136 沈黙には大きな表現力がある。
枯山水・・・石と砂だけで人を引き付ける力がある。
朝は9時から始業だが7時半には会社に着くようにしている。
家にはPCもスマホもない。アナログもいいと思う。
いかに素直に生きていくか。
p166 毎日10分自然に触れる。
実践的な内容の本でしたので、ほとんどの方がご自身の経験と重ね合わせてお話をされていました。
また少し寒さがぶり返してきたようです。
よい一日をお過ごしください。ありがとうございます。

第50回ビジネス読書会課題図書:『心配事の9割は起こらない』 枡野俊明著(三笠書房)
第51回ビジネス読書会は3月25日水曜日午前6時30分からです。ご参加ご希望の方は右欄の下方にある「オーナーへメール」からご連絡ください。
第51回ビジネス読書会課題図書:『実践版 孫子の兵法』 鈴木博毅著 (プレジデント社)
いままでの課題図書
平成23年
1月 『社長の教科書』 小宮一慶 (ダイヤモンド社)
2月 『あたらしい戦略の教科書』 酒井穣 (ディスカヴァー・トゥエンティワン)
3月 『挫折力』 富山和彦 (PHPビジネス新書)
4月 それぞれの好きな本の持ち寄り
5月 『あなたがいなくても勝手に稼ぐチームの作り方』 岡田充弘 (明日香出版社)
6月 『成長するものだけが生き残る』 上原春男 (サンマーク出版)
7月 『「原因」と「結果」の法則』 ジェームズ・アレン (サンマーク出版)
『君に成功を贈る』 中村天風 (日本経営合理化協会)の2冊
8月 『成功は一日で捨て去れ』 柳井正 (新潮社)
9月 『成功の法則92ヶ条』 三木谷浩史 (幻冬舎)
10月 『小倉昌男 経営学』 小倉昌男 (日経BP社)
11月 『はじめての課長の教科書』 酒井穣 (ディスカヴァー・トゥエンティワン)
12月 『道をひらく』 松下幸之助 (PHP研究所)
平成24年
1月 『人生の王道 西郷南洲の教えに学ぶ』 稲盛和夫 (日経BP社)
2月 『経綸のとき 近代日本の財政を築いた逸材』 尾崎護 (文春文庫)
3月 『希望のしくみ』 養老 孟司 アルボムッレ・スマナサーラ (宝島社)
4月 『その他大勢から抜け出す仕事術』 堀場雅夫 (知的生き方文庫)
5月 『夢を叶える夢を見た』 内館牧子 (幻冬舎文庫)
6月 『働く君に贈る25の言葉』 佐々木常夫 (WAVE出版)
7月 『置かれた場所で咲きなさい』 渡辺和子 (幻冬舎)
8月 『成毛眞のマーケティング辻説法』 成毛眞 (日本経済新聞社)
9月 『いのち輝くホスピタリティ』 望月智行 (文屋)
10月 『こうして会社を強くする』 稲盛和夫 (PHPビジネス新書)
11月 『元気と勇気が湧いてくる経済の考え方』 柳川範之 (日本経済新聞出版社)
12月 『こうして会社を強くする』(稲盛和夫著、PHPビジネス新書)
平成25年
1月 『君は、こんなワクワクする世界を見ずに死ねるか!?』
田村耕太郎 (マガジンハウス)
2月 『スモールイズビューティフル』 E・F・シューマッハー(著) (講談社学術文庫)
3月 『2022―これから10年、活躍できる人の条件』 神田昌典 (PHPビジネス新書)
4月 『自分の小さな「箱」から脱出する方法』アービンジャー・インスティテュート(著) (大和書房)
5月 『営業マンは断ることを覚えなさい』 石原明 (三笠書房 知的生き方文庫)
6月 『年収が10倍になる!魔法の自己紹介』 松野恵介 (フォレスト出版)
7月 『世界中で採用されているのに日本人だけが使っていない日本流の働き方』
原マサヒコ (扶桑社)
8月 『二十一世紀残る経営、消える経営』 大久保寛司 (中央公論新社)
9月 「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」
岩崎夏海 (ダイヤモンド社)
10月 『合理性を越えた先にイノベーションは生まれる』
金子智朗 (クロスメディア・パブリッシング)
11月 『ディズニーの魔法のおそうじ』 我孫子薫 (小学館101新書)
12月 『不格好経営 チームDeNAの挑戦』 南場智子 (日本経済新聞出版社)
平成26年
1月 『成長から成熟へ さよなら経済大国』 天野祐吉 (集英社新書)
2月 大雪のため休会
3月 『憂鬱でなければ、仕事じゃない』 見城徹 藤田晋 (講談社+α文庫)
4月 ビブリオバトル
5月 『顧客が熱狂するネット靴店 ザッポス伝説』 トニー・シェイ (ダイヤモンド社)
6月 『こころの処方箋』 河合隼雄 (新潮文庫)
7月 『ワークアンドライフ"アンバランス"の仕事力』田島弓子著(ディスカヴァートゥエンティワン)
8月 『嫌われる勇気』 岸見一郎 古賀史健 (ダイヤモンド社)
9月 『ザ・ビジョン』 ケン・ブランチャード (ダイヤモンド社)
10月 『超訳 論語と算盤』 渋沢栄一(著) 阿部正一郎(翻訳) (総合法令出版)
11月 『人生は勉強より「世渡り力」だ!』 岡野雅行(著) 青春出版社
12月 ビブリオバトル
平成27年
1月 『願いがかなう8つの習慣』 佐藤綾子著(ダイヤモンド社)
2月 『心配事の9割は起こらない』 枡野俊明著(三笠書房)
Hitoshi Yonezu at 10:00
| 読書会