今朝は第15回マネジメント読書会を開催しました。
信州はますます寒くなってきています。
参加者は10名でした。6時30より朝食で、その後7時から8時までの1時間が読書会です。朝食はパン、サラダ、ソーセージ、ベーコン、スクランブルエッグ、ミネストローネ、OJ、牛乳、コーヒーでした。
本日の課題はP.F.ドラッカーの『経営者の条件』序章です。この回で、ドラッカーがセルフマネジメントについて言及している部分はすべて読み終わりました。
次のような感想が出ました。
1966年にコミュニケーションをとることの重要性を見ていたのは画期的だ。いまはコミュニケーションが希薄になってしまっている。家族間でもラインを使うことがある。
会議の生産性をあげるこには事前の準備が必要だ。
ドラッカーを読むことは、成果をあげるためだ。ドラッカーの言葉を知ったら、徹底的に使いこなす。
p7 行動する 何が大事かを理解して行動する。
成果をあげるために実践しやすいのは、時間管理である。最初に時間管理に取り組むべきだ。
p15 聞け、話すな
かつての自分は伝えたいことを一方的に話すことが多かった。なるべく聞くようにすると、コミュニケーションが深まった。
成果をあげることは習慣である。
p14 会議の方法
p11 変化を脅威ではなく、機会としてとらえる。
『経営者の条件』を読んで、物事を体系的にとらえることができるようになった。
一つの言葉を体系的に考えたい。
聞け、話すな いろいろな人のことを聞いて考えることだろうか?
全体の感想として、経営者の本ではないのに、体系的にまとめられていて驚いた。
p8 人事は行った者が間違ったに過ぎない。
知識と言えども行動に転化する。
機会に焦点を当てる。
p14 聞け、話すな
なされるべきことをなす。
個人のことを考えると、会社のことがなおざりになる。
p9 新しい仕事でうまくいかなかった者は前職に匹敵する地位と報酬に戻してやる。
聞け、話すな 自分は、自分のいいたいことを先に言いがちである。
「私は」「われわれは」の違い
なされるべきことを知る。
いまそのときになにをなされなくてはならないのか?日々その課題は変わると思う。
機会に焦点を合わせる。問題を検討するのは、機会を分析しその利用の仕方を決めてからにすべきである。
p14 スローンは耳を傾けた。傾聴する姿勢は大事だ。
手を広げすぎてはならない。一つのことに集中する必要がある。何が大事かを考えて、その問題から解決する。
優先順位が2位だったものに自動的に移行してはならない。
得意なものに集中して、不得意な部分は他の人に分担していく。
p8 人事は行った者が間違ったに過ぎない。
柔軟な人事体制だと仕事もやりやすそうだ。うまくいかなければ元に戻してやればいい。そうなれば社員も思い切ってチャレンジできるだろう。
p15 成果をあげることは習慣である。
会議の生産性をあげる。
3か月間30分ごと自分の記録をとってみた。一番多いのは会議だった。
アクションアイテムを決める。
スローンのやり方では終わってから指示することになる。その場で内容と担当者と期限を決めたほうがいいのでは?
p13 会議の目的を達成したら直ちに閉会する。別の問題をもち出してはならない。
残りの時間で、多くの方が挙げてくださったp15の「聞け、話すな」について、意見を出してもらいました。
この部分は、原則に格上げしたいくらいだ、と言いながらほとんど説明がありません。
原文では"Listen first,speak last" となっています。
営業では聞く方が大事だ。最初にしゃべてしまうとお客さまの要望が分からなくなる。
人は聞くより話す方が好きだ。
相槌を打っていると、相手は聞いてもらいたいからいくらでも話してくれる。
聞く力よりも話させる力が大事ではないか。
みなさま元気に出社されていきました。
どうぞよい日になさってください。ありがとうございます。

参考文献:
『経営者の条件』 P.F.ドラッカー(著) 上田惇生(訳) (ダイヤモンド社)
”The Effective Executive” P.F.Drucker (Harper Business)
2013年 マネジメント読書会 課題
1月 『経営者の条件』まえがき、第1章 成果をあげる能力は習得できる
2月 『経営者の条件』第2章 汝の時間を知れ
3月 『経営者の条件』第3章 どのような貢献ができるか
4月 『経営者の条件』第4章 人の強みを生かす
5月 『経営者の条件』第5章 最も重要なことに集中せよ
6月 『経営者の条件』第6章 意思決定とは何か
7月 『経営者の条件』第7章 成果をあげる意思決定とは
8月 『経営者の条件』第8章 成果をあげる能力を修得せよ
9月 『明日を支配するもの』 第6章 自らをマネジメントする 明日の生き方
10月 『非営利組織の経営』第Ⅴ部 自己開発
11月 『プロフェッショナルの条件』Part3-1章、Part5-2章
12月 『経営者の条件』序章
Hitoshi Yonezu at 10:00
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