第12回マネジメント読書会

2013年09月03日

 今朝は第12回マネジメント読書会を開催しました。

 信州の朝晩はだいぶ涼しくなりました。

 参加者は7名でした。6時30より朝食で、その後7時から8時までの1時間が読書会です。朝食はソーセージ、ベーコン、スクランブルエッグ、トースト、ジャム、バター、サラダ、ミネストローネ、フルーツ、OJ、牛乳、コーヒーでした。

 本日の課題はP.F.ドラッカーの『明日を支配するもの』第6章「自らをマネジメントする」です。この読書会ではドラッカーのセルフマネジメントを学んでいます。

 『経営者の条件』の序章以外のすべてを読み終え、『明日を支配するもの』の第6章に移りました。
 
 次のような感想が出されました。
 
 まずは自分自身を知ること。
 自分のいいところには目がいかない。なかなかいいところに気が付かない。
 フィードバック分析をして自分の強みをしることは大切だと思う。
 自分の強みをいかせるところ。何かものをえられる場所。
 果たすべき貢献とは?
 他との関係における責任。他人を知って他人を受けいれることが大切。
 他人のいいところをしっかり理解して受け入れる。
 いま自分は一番好きで没頭できることで働けている。

 1999年発行なので『経営者の条件』に比べて今に近いと感じた。
 自分の強みがいまだによく分からない。自分でセルフマネジメントできるかどうか。
 上司に仕事をしやすくさせる。
 歴代大統領の分析が面白かった。
 どこでどうやって貢献していくか。
 第二の人生・・・まだ踏み出せる状況にはない。地位も名誉もあれば、なにか別のことに貢献したくなるだろう。

 「はじめに」に、この本は一章ごとに読んでほしい、と書いてある。読むだけではなく、その内容を実践できるかどうかが問題。
 p199 並みの分野に時間をかけるのではなく、強みに時間をかける。並みを伸ばすのが楽ではないか?
 p201 書面か口頭か?
 p220 上司をマネジメントしなくてはならない。

 働き方が変わってきた。会社から指示を待つという段階からお互いに高めるという関係に変わっている。経営側の動機づけが大切だ。
 同族経営では、社員が社長にいいずらいという現実がある。
 強みを知る。
 自分を変えない。やりたいことと貢献は違う。この関係は?
 コミュニケーションを高める。
 成果を求められている。それに対してどうするか?

 フィードバック分析をすると悪いところしか見えてこない。客観的な自分の分析ができない。
 p218 責任を果たすがゆえに、自由になる。
 p213 何に貢献すべきか?
 数字的な目標を立てる。
 自分の強みを人に聞いてみる。女房に聞いてみる。

 p213 ところをうる。
 最高のキャリアは、自分の強み、仕事の仕方、価値観を知って機会をつかむ用意をした者だけが手にできる。
 p218 責任をもつがゆえに、自由になる・・・好きな文章
 自分が深みを増して厚くなってとらわれない心になるということではないか。
 p219-224 最近会社の飲み会をやるようになった。やってみるとよい機会になっている。社員の面談をやって働く土 壌ができるようになった。 
 お互いの理解に責任をもつ・・・それは義務だ。
 p223 知識労働者・・・自らをマネジメントし、社会を変える。

 強みを生かした方がいい。強みが何なのか探してみる。
 誰にでも生かせる場所はあるはずだ。
 責任をもつがゆえに、自由となる。
 責任をもつがゆえに、決断をする・・そこに価値ややりがいを見出す。
 自由がある・・・成果をあげなくてはならない。


 今日は人数が少なかったので、発言時間を長くとれましたし、議論もできて、有意義でした。

 「ミラーテスト」について誰も言及しなかったのは意外でした。

 「第二の人生」については、自分の人生のことを考えると何もできていなくて、正直なところ「ひゃー!」と叫びたい心境ですが、諦めないでいようと思います。

 ありがとうございます。

 10月22日火曜日には『実践するドラッカー』シリーズの佐藤等先生が上田市にお越しになり、講演会(19:00~20:00)をしてくださいます。あわせて公開ドラッカー読書会(20:15~21:30)を行います。どなたでもご参加可能の勉強会です。参加費は5,000円(懇親会は別途4,000円)です。お問い合わせはささや(TEL0268-22-0128)までお願いします。
 
  


 参考文献:
 『経営者の条件』 P.F.ドラッカー(著) 上田惇生(訳) (ダイヤモンド社)
 

 ”The Effective Executive” P.F.Drucker (Harper Business)
 
 
 2013年 マネジメント読書会 課題

 1月 『経営者の条件』まえがき、第1章 成果をあげる能力は習得できる
 2月 『経営者の条件』第2章 汝の時間を知れ
 3月 『経営者の条件』第3章 どのような貢献ができるか
 4月 『経営者の条件』第4章 人の強みを生かす
 5月 『経営者の条件』第5章 最も重要なことに集中せよ
 6月 『経営者の条件』第6章 意思決定とは何か
 7月 『経営者の条件』第7章 成果をあげる意思決定とは
 8月 『経営者の条件』第8章 成果をあげる能力を修得せよ
 9月 『明日を支配するもの』 第6章 自らをマネジメントする 明日の生き方
 10月 『非営利組織の経営』第Ⅴ部 自己開発
 11月 『プロフェッショナルの条件』Part3-1章、Part5-2章
 12月 『経営者の条件』序章

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