最近感じたことです。
1.四月から始まったある勉強会に参加させてもらっているのですが、みなさま立派な経営者の方ばかりでびっくりしています。景気とか世の中の動向に関係のない優れた企業が信州にはたくさんあるのだ、ということが分かり、自分の無力を改めて恥じております。
2.別の経営の勉強会(こちらは同級生中心です)において、講義内容から発展して、自分は人生に何を求めているか?という話になりました。選択肢は次の六つです。
(①安定感 ②変化 ③自己重要感 ④繋がり ⑤成長 ⑥貢献)
私が求めているのは「変化」だと思いました。
ところが、周りの友人たちが口々に「米津くんは、どうみたって安定感だよ!」というのです。
私は精一杯変化を求めているつもりです。が、私よりもっと変化に富んだ友人がいるのは確かです・・・・・・
そこで、これです。
岡本太郎さんの『自分の中に毒を持て』より引用します。
・・・・・・そうだ。おれは神聖な火炎を大事にして、まもろうとしている。大事にするから、弱くなってしまうのだ。己自身と闘え。自分自身を突きとばせばいいのだ。
炎はその瞬間に燃えあがり、あとは無。-爆発するんだ。
自分を認めさせようとか、この社会のなかで自分がどういう役割を果たせるんだろうとか、いろいろ状況を考えたり、成果を計算したり、そういうことで自分を貫こうとしても、無意味な袋小路に入ってしまう。
いま、この瞬間。まったく無目的で、無償で、生命力と情熱のありったけ、全存在で爆発する。それがすべてだ。
『自分の中に毒を持て』 p194より引用
この文章は私にはとても元気が出ます。私は岡本さんの考え方がとても好きなんです。
自分にないものを求めているということでしょうか・・・・・・
もっと変化!と私自身は思っているのですが、周りからは安定を求めている、と見えるのですね・・・・・・
人生は爆発だ!と私は思っていますよ。

参考文献:『自分の中に毒を持て』 岡本太郎 (青春出版社)
Hitoshi Yonezu at 10:00
| 読書感想 人生