『一流の男の勝てる服 二流の男の負ける服』を読んで

2013年03月28日

 政近準子さんのご著書『一流の男の勝てる服 二流の男の負ける服』を拝読いたしました。
 
 政近さんは1965年広島県生まれ、大手アパレル企業でデザイナーとして勤務した後、25歳でイタリアへ移住、帰国後、2001年に日本で初めて個人向けスタイリングサービスを提供する「ファッションレスキュー」を創業されました。現在は同社の社長、パーソナルスタイリストプロ養成学校・PSJ学院の学院長を務められています。政治家、タレント、経営者など幅広い層のスタイリングを手がけ、顧客は1万人以上おられるそうです。

 この本には男性が洋服をビジネスの武器にするための着こなしについて基本的なことが書かれています。

 「何を着ていこうか、いつも考えている」という友人の女性経営者がいます。
 
 彼女の話を聞いたとき、自分もそういうことを考えるようにならないと、よい発想なんか浮かびっこないよね・・・と思いました。自分は洋服でワクワクすることがあまりないのです。洋服なんてなんでもいい、と思い始めたら、かなりまずい状態ですね。

 この時期、私はほとんど毎日スーツですが、ファッションにはとても疎いのです。ときどき姿見を見て「ありゃー」と思うこともあります。

 そういうことで、東京駅エキュートのHINT INDEX BOOKでこの本を見かけたとき、衝動的に買ってしまいました。

 印象に残った文章をご紹介します。

 服への妥協は、毎日に張りがない証拠です。まあこれでいいか、という服を着ていても、決して自分を上げられることはありません。
  
      『一流の男の勝てる服 二流の男の負ける服』p31より引用
     

 服への妥協・・・・・・ドキッとしました。
 
 自己満足ではなく他人のために装える人は「憧れ」の存在となり、人々を幸せにすることができます。
 
      『一流の男の勝てる服 二流の男の負ける服』p38より引用


 自分が楽しいからというのではなく、他人のために洋服を着るという発想に驚きました。自分の着る服が人を幸せにする・・・・・・リーダーや公の立場にある人はそれも責任のうちかもしれない、と感じました。

 では、私はどうすればいいのか、というところまでは書いてありませんので、誰かにアドバイスをもらうしかありません。

 休日に妙に似合わない格好をしている男性をちらほら見かけますが、奥様の考える理想の姿なのでしょうかね・・・・・・

 政近さんのようにパーソナルスタイリストというご職業もあるわけですから、センスの良い人のアドバイスは必要ですね。

 なんだか洋服にもお金がかかって大変だなあ、とも思ってしまいました。

 洋服に興味のない男性のみなさまはぜひご参考になさってくださいね

  


 参考文献:『一流の男の勝てる服 二流の男の負ける服』 政近準子 (かんき出版)
 

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