『絶対達成マインドのつくり方』を読んで

2013年02月13日

 横山信弘さんの『絶対達成マインドのつくり方』を拝読いたしました。

 横山さんは1969年名古屋市生まれ、独立系ITベンダー、日立製作所の勤務を経て、現在はアタックス・セールス・アソシエイツの代表取締役社長を務めておられます。中央アメリカのグアテマラで3年間青年海外協力隊としての活動をされていたこともあるそうです。

 この本は思考を「当たり前化」することで「どんなことでもできる」という自信をつける科学的方法を伝授してくれるものです。

 比較的早く読める本ですが、内容は深いですので、この方法を本当に身につけようと思うのなら、繰り返し読む必要があると思います。

 Part1に紹介されていた話です。
 「朝10時にお客様を訪問する」という予定があれば、その時間に間に合うように、朝起きて、準備をして、会社に行って、電車に乗って、・・・・・・と当たり前に行動できます。

 これは「当たり前」になっているからこそ「時間が未来から流れてくる」わけで、ストレスなく目標を達成できるのです。
 
 「お客様を訪問する」という単純な目標でなくて、もっと大きく複雑な目標でも「当たり前」になっていれば達成は可能になるでしょう。

 確かにそういわれてみればそうですね。

 この本では、ペーシング、ラポール、リーディングという方法が繰り返し紹介されています。

 詳しくは本書に譲りますが、この作業は対人関係だけでなく、自分自身に対しても応用できるということです。
 
 自分に対してあまりにもリーディングが強すぎる場合、例えば営業の目標などで自分を追い込みすぎると、体がネガティブな反応を起こしてしまうそうです。
 この場合は自分とのラポールを構築するために、自分とのペーシングをする必要があるそうです。
 結局のところ、人間は自分自身のこともあまり分かっていないのです。このあたりのことは、p72を読んでみてください。

 落ち込んでしまったら精神論だけでなくて、この本のような心理学的な要素を論理的に検討してみるのもよいでしょう。

 私としては知らず知らずのうちに自然にやってきたことかな、と思います。

 自分に自信がもてない方は読んでみてください。

  


 参考文献:『絶対達成マインドのつくり方』 横山信弘 (ダイヤモンド社)
 


 Hitoshi Yonezu at 10:00  | 読書感想 ビジネス実用

お知らせ
Hitoshi Yonezu
P.F.ドラッカーを読む読書ブログです。
 
ささや
< 2025年05月 >
S M T W T F S
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
インフォメーション
長野県・信州ブログコミュニティサイトナガブロ
ログイン

ホームページ制作 長野市 松本市-Web8