P.F.ドラッカーの『非営利組織の経営』より引用します。
なすべきは自らがもっていないものではなく、自らがもっているものを使って成果をあげることである。
自らの強みは自らの成果でわかる。もちろん、好きなこととうまくやれることの間には、ある程度の相関関係がある。また、人は嫌いなことには手間をかけないことから、嫌いなこととうまくやれないこととの間には、さらに強い相関関係がある。
『非営利組織の経営』216pより引用
みなさまお元気でお過ごしでしょうか。
師走が近づいてきました。それだけでなんとなく忙しい気分になりますね。
ドラッカーが述べているように、うまくいっていることは、自分の強みである可能性が高いのです。
自分では気が付いていない強みもあります。
ドラッカーは「予期せぬ成功」という言葉を使いますが、「予期せぬ成功」のなかに自分の強みが隠れている場合があります。
これはやっていて楽しいなあ、これはうまくいくなあ、すいすい進んでいくなあ、ということは自分の強みだからでしょう。
全員が自分の強みで活動できたら、組織は素晴らしい成果をあげることができますね。
お互いに、自分の好きなことをどんどん進めていきましょう。

参考文献:『非営利組織の経営』 P.F.ドラッカー(著) 上田惇生(訳) (ダイヤモンド社)
Hitoshi Yonezu at 10:00
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