強みと成果

2012年11月29日

 P.F.ドラッカーの『非営利組織の経営』より引用します。

 なすべきは自らがもっていないものではなく、自らがもっているものを使って成果をあげることである。
 自らの強みは自らの成果でわかる。もちろん、好きなこととうまくやれることの間には、ある程度の相関関係がある。また、人は嫌いなことには手間をかけないことから、嫌いなこととうまくやれないこととの間には、さらに強い相関関係がある。

          『非営利組織の経営』216pより引用


 みなさまお元気でお過ごしでしょうか。

 師走が近づいてきました。それだけでなんとなく忙しい気分になりますね。

 ドラッカーが述べているように、うまくいっていることは、自分の強みである可能性が高いのです。

 自分では気が付いていない強みもあります。

 ドラッカーは「予期せぬ成功」という言葉を使いますが、「予期せぬ成功」のなかに自分の強みが隠れている場合があります。

 これはやっていて楽しいなあ、これはうまくいくなあ、すいすい進んでいくなあ、ということは自分の強みだからでしょう。

 全員が自分の強みで活動できたら、組織は素晴らしい成果をあげることができますね。

 お互いに、自分の好きなことをどんどん進めていきましょう。

  


 参考文献:『非営利組織の経営』 P.F.ドラッカー(著) 上田惇生(訳) (ダイヤモンド社)
 

 Hitoshi Yonezu at 10:00  | ドラッカー

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