井上達也さんのご著書『小さな会社の社長の戦い方』に、経営者としてつき合ってはいけない4タイプの人が紹介されていました。
4つのタイプとは次のような人です。
つき合ってはいけない人1 貧乏神
つき合ってはいけない人2 ありがとうの人
つき合ってはいけない人3 銀行からお金を借りない人
つき合ってはいけない人4 丸投げする人
『小さな会社の社長の戦い方』より引用
このうち、貧乏神は4つの失敗する性格を持っているそうです。
その4つの失敗するとは、
①見込みが甘く考えが浅い
②頑固
③飽きっぽい
④お金の使い方がヘタ
これが貧乏神の正体です。この貧乏神のやっかいなところは、人なつっこいところです。だから始末が悪い。こういう人が悪意なく、あなたのお金を持っていってしまうのです。
『小さな会社の社長の戦い方』より引用
頑固な人というのは一番困りますね。思い込みが激しく、人の意見を聞かず、勘違いをしていても気づかず、気づいても柔軟に修正できない人です。「バカの壁」の人ともいえるでしょう。
「ありがとうの人」とは、よさそうな人のように思えますが、内容は逆で、なんでも人に無料でお願いして、お返しをすることもなく「ありがとう」の一言だけですませてしまう人のことだそうです。
私は人生の半分を折り返しています。残りの人生はよい仲間と生きていきたいです。
おかげさまで私の周りには「つき合ってはいけない人」はいませんが、自分が「つき合ってはいけない人」にならないように心がけたいものです。
信頼できる友人を増やしていきたいですね。

参考文献:『小さな会社の社長の戦い方』 井上達也 (明日香出版社)
Hitoshi Yonezu at 10:00
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