メール作業が終わったら

2012年09月05日

 ピーター・セージさんの『自分を超える法』にメール作業と時間管理について書かれていました。

 メール作業が終わったら、かならず「プログラムを終了させる」のです。
 いいですね、1日中、「受信メール」のお知らせが鳴るような環境は、「時間管理の死」を意味しますし、決して時間管理をマスターすることはできないでしょう。
 大切なので、もう一度、言いますね。メール作業が終わったら、かならず「プログラムを終了させる」のですよ。

                    『自分を超える法』より引用


 これは私もできていないことでした。

 メールを使い始めたころは、いつでも発信できるし、好きなときに開封できるから、電話のように相手の迷惑にならないし、作業能率も上がるという便利なものだったはずです。

 いまではメールさえも電話のように、すぐ発信し、すぐ答えなくてはならないものに変わってきてしまいました。

 「手紙よりも便利で早いもの」だったのが、「電話より便利だが少し遅いもの」のようになってしまっています。

 これがビジネスや生活を忙しくさせているのだと思います。

 私自身もスマートフォンを通じて一日何度もメールチェックをしてしまいます。
 
 そもそも「会議中は電話に出られないからメールで連絡して」と社員に依頼していることがいけないのです。

 社員に対しては「忙しい用事は電話して」だけでいいのだと思います。

 仕事のメールに関しては返事の期限があるものは期限まで、その他のメールの期限は翌日までかな、という感触をもっています。当日中に返信できればかなり反応がよいと思います。
 
 ただ、お客さまからの依頼のメールはできる限り早くご返事をいたしたいと思います。携帯のメールの場合は2時間くらいご返事をできないでいると、再度確認メールが送られてくることもあります。
 
 私には使い分けが必要です。
 
 お客さまからの電話・メール:最優先
 緊急な電話・メール:最優先
 社内からの電話:優先
 社内からのメール:後で


 とりあえずこんな感じでしょうか。

  


 参考文献:『自分を超える法』 ピーター・セージ(著) 駒場美紀+相馬一進(訳)
 

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