年をとるほど重みを増す・・・・・・といっても、体重のことではないんですよ。
竹中平蔵さんの『竹中式イノベーション仕事術 「楽には生きられない日本」で闘う12の力』より引用します。
「もう私にはあまり時間がない」となったときに、逆に「年齢を言い訳にするな」ということです。というのも、残された時間というのは、後になればなるほど重みが増すわけですから「人生も残り30年くらいだから、もういいよ」などと言ってはいけないのです。
時間の重みはどんどん増していきます。ですから年齢を言い訳にせずに貴重な時間だからこそ思い切ってやれ、と伝えたいのです。そういう観点からすると、年齢を言い訳にせず、遅咲きの成功を果たした事例は世の中にたくさんあります。
『竹中式イノベーション仕事術』より引用
まだまだいけるぞ、と元気が出ます。思い立った日からスタートすればいいのです。
確か、同じようなことを佐々木常夫さんが述べていたような気がします。
記憶をたどって『働く君に贈る25の言葉』をめくってみます。
ありました!
佐々木さんは若い部下に「3年でものごとが見えてくる、30歳で立つ、35歳で勝負は決まり」と言い続けてきたそうですが、まれに40代後半からじっくり伸びてくる人がいるといいます。
普通の人は40歳を過ぎると、努力をしなくなり、「それなり」にとどまるようになるのですが、彼らは努力をすることをやめません。何歳になっても若いころと同じように、仕事や人生にひたむきに取り組むのです。
こういう人は強い。逆境にあっても、冷や飯を食わされても、へこたれずにがんばり続ける。そして、一歩一歩、歩み続けて、気が付いたらとんでもない高みに到達しているのです。
『働く君に贈る25の言葉』より引用
これもいいですね。
全国の同世代のみなさま、ともに前進しましょう!!!

参考文献:『竹中式イノベーション仕事術』 竹中平蔵 (幻冬舎)
Hitoshi Yonezu at 10:00
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