清潔なたたずまい

2012年06月24日

 『暮しの手帖』の編集長である松浦弥太郎さんは、清潔感について次のように述べています。

 何を始めるのも、まず清潔に。清潔感とは人生の作法です。
 世界のすべてにかかわる土台とは、清潔感だと思います。「どんなことができるか、何を持っているか」よりも、清潔感のあるほうが、はるかに尊いと感じます。
 僕にとって清潔感を保つとは「ここが崩れると自信を失う」という境界線。どれほど賢くても能力があっても、馴れ合いに塗りこめられて清潔感が姿を隠したら台無しになってしまう―そんな気がしてならないのです。清潔な土台があってこそ、心地よい暮らし、良い仕事、新しいアイデアが生まれるのではないでしょうか。
 
                    『今日もていねいに』より引用


 私は飲食店の経営を仕事にしておりますので、清潔であることを第一義にしております。料理の味をどうこういう前に、安全と衛生が重要であることは言うまでもありません。

 もしも私が清潔でないとしたら、お客さまは来てくださらないでしょう。

 個人としては、40歳を過ぎた頃から、もう中年なのだから今まで以上に清潔にしなくては・・・・・・と思うようになりました。

 自分に課していることは、若い女性から嫌われない清潔感です。最も嫌われそうな人から嫌われないようにすることです。(若い女性が好きだからというのではなくて、自分に対しての一つの基準です。)

 例えば、新幹線の自由席でたまたま隣り合わせになってしまった方が悪い気をしないで座ってくださるか、です。

 清潔感をあきらめてはいけないと思います。 

  


 前に読んだ山﨑武也さんの『人望の研究』にも清潔感のことが書かれていました。

 参考ブログ:「清潔感とは」
 http://highlyeffective.naganoblog.jp/e829432.html


 参考文献:
 『今日もていねいに。 暮らしの中の工夫と発見ノート』 松浦弥太郎 (PHP文庫)
 

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