ネクタイをほめる

Hitoshi Yonezu

2012年08月15日 10:00

 山﨑武也さんの『なぜあの人には「味方が多い」のか』より引用いたします。

 したがって、どんな男性でも新しいネクタイをしたときは、誰かが気づいてくれて褒められるのを、無意識のうちに期待しているのではないだろうか。その期待には応えるのが、人情の機微に触れる行為であり、人間関係の達人のすることである。

             『なぜあの人には「味方が多い」のか』より引用

  
 女性が髪形を変えたときや、いままでと違った印象の洋服を着ているときに「おっ!変わったね」と声をかけてあげると、うれしそうですよね。

 女性のそういう変化が分からない男性は気づきが悪いともいわれます。

 もっとも学生さんは髪の毛をいきなり金髪にしたり、夏になるとまったく違う服装になったりするので、変化が大きすぎて誰だか判別できなくなってしまうこともあります。

 私は職業柄、人の顔はよく覚えている方だと思いますが、一度しか会ったことのない学生スタッフががらりと印象を変えてしまうと「たしかこの人は・・・・・・」と考えなくてはいけないこともあります。

 声をかけてもらってうれしいのは女性だけかと思っていましたが、男性も嬉しいのでしょうかね?

 私は「新しいネクタイね」と言われたら、少し照れます。

 新しいものに気づいて声をかけるというよりも、よいものについては自然と聞いてみたくなります。

 スーツやネクタイや時計や靴などはよいものならなんとなく雰囲気で分かります。

 「このスーツはかっこいいですね、イタリアですか?」

 こう聞いてみると喜んで教えてもらえますし、こちらも取り入る気持ちは全くないので、自然と交流も進みます。

 気づいたことを自然にお話しするのが楽しいかな~と思います。 

  


 参考文献:『なぜあの人には「味方が多い」のか 一流の気くばり仕事術』 山﨑武也 (PHPビジネス新書)
 

 参考ブログ:
 「交渉に勝ち負けはない」
 http://highlyeffective.naganoblog.jp/e1048307.html
 
 「また誘ってくれるように頼む」
 http://highlyeffective.naganoblog.jp/e1046534.html

 「自分にしか分からない仕事」
 http://highlyeffective.naganoblog.jp/e1046021.html

 「自分の善行は隠す」
 http://highlyeffective.naganoblog.jp/e960914.html

 「一緒に食事をすると」
 http://highlyeffective.naganoblog.jp/e959573.html
 
 「良薬は口に苦し」
 http://highlyeffective.naganoblog.jp/e830130.html

 「清潔感とは」
 http://highlyeffective.naganoblog.jp/e829432.html

 「遅刻することは」
 http://highlyeffective.naganoblog.jp/e818827.html

 『なぜあの人には「味方が多い」のか』を読んで
 http://highlyeffective.naganoblog.jp/e1015758.html

 「お断りするときには」
 http://highlyeffective.naganoblog.jp/e1019830.html

 「自分にしか分からない仕事」
 http://highlyeffective.naganoblog.jp/e1046021.html

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