パラダイスとユートピア
パラダイスとユートピア。
パラダイスはカリブ海のリゾートのような派手で楽しいところ・・・・・・
ユートピアはふわふわした雲の上の平和な世界・・・・・・
自分勝手にそういうイメージをもっていました。
どちらもすばらしい場所だと思いますが、小林正観さんの『豊かな心で豊かな暮らし』にその違いが説明されていました。
今、自分がどれほど幸せであるかに気がつかない限り、人間は永久に幸せにはなれないと思います。この世にパラダイスは存在しない。
逆にユートピアはいつでも存在します。
条件を満たすことではなく、状況を好きなようにつくり変えるのでもなく、自分が満足をし、自分がいま幸せであるという認識をすることがユートピアだからです。
『豊かな心で豊かな暮らし』より引用
なるほど、私のイメージもそんなには違っていませんでした。
パラダイスについてもユートピアについても、語源も意味も詳しくは知りませんので、いままでの人生経験で自然に身についたものですが、パラダイスというのはなんとなく享楽的な感じがしていましたし、ユートピアについては平和とか親睦という感じがしていました。
幸せという状態は追い求めるものではなく、条件があるものでもなく、自分がどう考えるかだけにかかっているということです。
私たちのすぐ目の前にユートピアがあるということですね。
参考:『豊かな心で豊かな暮らし』 小林正観 (廣済堂出版)
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